先送りしたタスクは次の日に今日やるエリアに移す
具体的には、明日の朝一番で以下のようにします。
手順A
2. 今日やるエリアを見て、今日やらないものを今週やりたいエリアに移す つまり、前日までに(今週やりたいエリアに)先送りしていたものの中から、今日やるものをピックアップするのです。
そういう意味で、上記の手順 A は以下の手順 B でも構いません。
手順B
1. 今週やりたいエリアにある項目を見て、今日やる項目を選ぶ
2. 選んだ項目すべてを今日やるエリアに移す
手順 A と B は、どちらでも構いません。お使いの「書く手段」や、あなたの思考回路に合った方を使いましょう。
手順A回りくどすぎない?takker.icon
ちなみに、これら手順を応用すると、他の場所からもタスクを引っ張ってこれます。
手順 B を改良した 手順 C を見てみましょう。
手順C
1. 手順Bをやる
4. 今日の曜日にやること(今日が水曜なら水曜日やること)にある項目すべてを、今日やるエリアに移す これを心がけると、ルーチンエリア側に書いてあるタスクも漏れなく補充できます。
これの何が嬉しいかというと、たとえばルーチンエリア側で家事雑事を漏れなく書いておけば、毎日、今日やるエリアには「その日必要な家事」が自動的に並ぶようになります。
いちいち頭で「今日はあと何があったかなぁ」などと悩む必要がなくなるのです。
「なんかロボットみたい」と思われたかもしれません。
人の記憶や意識はあいまいで、あやふやで、ブレブレですが、一方で、現代社会では情報もタスクも溢れています。
頭だけではキャパオーバーなのです。
だからこそ GTD があります。
頭で頑張るのではなく、仕組みや手順をつくってしまって、それに従うようにする
そうすることで、頭で頑張るという苦しい世界から抜け出そうとします。
実際に抜け出すこともできます。
以上、少し話が脱線しましたが、もう一度まとめましょう。
Q: 先送りしたタスクはどうなる?
Ans: 次の日の朝一番に目を通します。
具体的に言うと、先送りしたエリア(今週やりたいエリア)に目を通し、その中から今日やるものを選んで、今日やるエリアに転記します。