01-02.基本的な語順
本ページでは、デナスティア語の基本的な語順について解説している。
平叙文
基本的な語順はSVOP(主語・動詞・目的語・前置詞句)の順である。
Ja gevnes kefi feu Litia.
私はリティアにケーキを渡した
Ja gevnes Litia al kefi.
私はリティアにケーキを渡した
なお、前置詞句Pを文頭に持ってくることで、文中の話題となっている部分を示すことができる。この時、前置詞を持たない直接目的語を文頭に移動して話題化するためには、前置詞alを置く必要がある。
Al kefi ja gevnes feu Litia.
ケーキは私がリティアに渡した
Feu Litia ja gevnes kefi.
リティアには私がケーキを渡した
このことから、デナスティア語のより厳密な語順はTSVOP(主題・主語・動詞・目的語・前置詞句)となる。
補語表現
補語を用いる文の基本的な語順はSVCである。
Ja das Litia.
私はリティアです
疑問文
基本的な語順は平叙文同様にSVOである。詳細は11-02.疑問文を参照のこと。
疑問詞疑問文についても、同頁を参照。
否定文
基本的な語順はSNVO(Nは否定副詞)である。詳細は11-01.否定表現、否定文を参照のこと。
属格・所有表現
属格名詞は、修飾する名詞に前置するGN語順である。
Litiat kefi
リティアのケーキ
また、前置詞teuを用いて、修飾する名詞に後置することもできる。
ただし、代名詞ではあまり用いられない。
kefi teu Litia
リティアのケーキ
形容詞
詳細は04-01.形容詞の用法・語形変化を参照。
形容詞は名詞に前置されるAN語順である。
asoitia kefi
大きいケーキ
一応、NA語順として形容詞を後置することもできる。
しかし、形容詞の数を修飾する名詞に一致させる必要がある(その他、対象への敬意の一致もある)。
kefi asoitoi
大きいケーキ(単数)
kefeo asoiteo
大きいケーキ(複数)
副詞
動詞や形容詞を修飾する。また、文全体を修飾する場合もある。
形容詞を修飾する場合は、修飾する形容詞の前に置く(純粋副詞)。
mol asoitia kefi
とても大きいケーキ
kefi mol asoitoi
とても大きいケーキ
動詞を直接修飾する場合は、動詞の直前、または文末に置く(純粋副詞)。
Ja mol lufes juo.
私はあなたをとても愛している
Ja klaus kefi jel.
私はケーキをよく食べる
ただし、形容詞の副詞形については、主に文末に置く(動詞の直後に置かれることもあるにはある)。
また、話題として強調したい場合は主題として文頭に現れうる。一方、文法的な副詞とは異なり、動詞の直前に現れることはまれである。
(形容詞の副詞形)
Cja gulonet sa tzelites.
Cja gulonet tzelites sa.
Cja tzelites gulonet sa.(まれ)
彼は突然それに触った
Tzelites, cja gulonet sa.(話題化)
突然、彼はそれに触った
場所や時間を示す副詞は、文末に置く。文頭に置くと話題化と同様に強調することができる。
(状況副詞または与格的副詞とも呼ばれる)
Ja klaus kefi cofi.
私は今日ケーキを食べる。
Cofi, ja klaus kefi.
今日、私はケーキを食べる
Ja klaus kefi seit.
私はそこでケーキを食べる
Seit, ja klaus kefi.
そこで、私はケーキを食べる
冠詞
冠詞は、修飾する名詞句の先頭に置く
sun kefi
そのケーキ
ua mol asoitia kefi
(とある)とても大きいケーキ