CPGの神経基盤
CPGの神経基盤
興奮性介在ニューロンがリズムの駆動力
抑制性介在ニューロンが出力のタイミング,出力の時空間パターンをコントロール
構成するニューロンには,細胞膜の膜電位が,ペースメーカー電位や抑制後リバウンド電位を持つものがある.
相互抑制回路(half-center仮説?)
https://gyazo.com/1d3c74989c251bc48b74b22298447a21
△:興奮性,▲:抑制性
伸筋のニューロンが先に発火して,その間屈筋のニューロンを抑制
出力:屈筋と伸筋を動かす一対の運動ニューロンへの信号
運動ニューロンは興奮性介在ニューロンにより駆動
興奮性介在ニューロンは抑制性介在ニューロンを介して相互抑制し,屈筋と伸筋が同時に活動しないようにする
抑制が弱くなるともう一方が活動する:不応期に入るともう一方が活動?
神経振動子モデルを用いて相互抑制回路をモデル化
https://gyazo.com/1548a497ed6f3f6888e5e5f398466929
図c上のように相互に抑制させ興奮性の外部入力を与えると,相互抑制回路のようなリズムを発生できる
図c下のように3つ以上のニューロンが異なる位相で活動するリズム発生器を実現できる
哺乳類の歩行CPG
構成するニューロン
胎生期に神経前駆細胞が発現する転写制御因子の組み合わせによって分類できる
ほぼ共通の神経伝達物質と軸索投射様式を持つ群に分類できる
中枢パターン生成器 - 脳科学辞典
#メカ屋のための脳科学入門