花束みたいな恋をした、ハッシュ!、大豆田とわ子と三人の元夫
3月のはじめに(2月の終わりかも)花束みたいな恋をしたを観たことが2021年の大きな出来事かもしれない。なんですかあの映画。なんでこんなにってぐらい涙出てきて、あんまりそんな外でひと目のつく場所でぐしゃぐしゃ泣いたことないから、自分が今そういう事態になってるということに対して混乱して、しかし涙は止まらん笑える、収集がつかんあっはっはという感じになった。いろんな箇所や対談、メイキングなど絶対に繰り返し観たいからと思ってBlu-ray予約してゲットしたものの、メイキングとか観たらもう泣きそうになっちゃって、また泣くのなんか怖くなっちゃってBlu-ray買ったのに本編まだ家で一回も観ていない。今年観たいろんなの、これと、大豆田とわ子、お耳にあいましたら、サウダーヂは労働が大きなテーマです。Kusohamu Cryの歌詞も労働者の悲哀みたいなものしか浮かんでこないし、2021年、なんか労働を見つめ直したい気持ちがとても強くなったかもしれない。花束みたいな恋をした、オールタイム・ベストな映画でした。 ハッシュ!は高校~大学生のあたりでなんか好きで何回か観ていて、6月ぐらいに、ふとしたきっかけで無性に観たくなって、サブスクで探してみるも見つからず、花恋のBlu-rayを予約したばかりで映像ソフトを購入することへの抵抗が下がっていたのでシュッとアマゾンで買って観た。10年以上ぶりに観たが、こんなに良かったのか謎。凄まじく良い映画。「絶対って言うのやめてよ...」っていうセリフが出てきて、俺か?ってなる。ハッシュ!のDVD、今年のベストバイですね。本当の多様性はそれなりに不愉快だったり、それでも全ての多様性を愛したいなぁと思う、そんなことを痛感するような映画。やっかいな役、主人公たちにとって明確に迷惑みたいな人たちが何人かいるんだけど、その人達ですらなんか愛おしくなる不思議な映画。明確に迷惑とか言わないでよ...って感じ。 大豆田とわ子と三人の元夫は花束みたいな恋をしたの脚本の人が同じで、なんかラジオとか友人とかですこぶる評判が良かったので、ドラマを観るのは苦手だったというか1話から最終話まで通してドラマ観たことなかったんだけど、試しに観てみるかと思って1話を観たらなんと最終話まで観れたすごいドラマ。なにが良いのかよくわからない、不思議な感じ。役者良い、音楽良い、ストーリーなんかよくわかんないけどすごく良い気がする、そんな感じ。強いメッセージを全然感じなくて、なんか良い。それか強いメッセージはコメディっぽさでふんわり隠されている感じだったりするのかも。とわ子やかごめ、なんで渋谷に住んでるのか本当に謎。でも良い。みんな金持ちだよなぁきっと、はっさくとか副収入なんかあるのかな。金持ちは嫌いだ、でも大豆田とわ子の登場人物はなんか好き。強いメッセージはないけど弱いなんとなくの雰囲気のメッセージ、労働だったり恋愛だったり人生だったりに対するなんかの主張がふわふわとお香の煙みたいに漂ってるような感じ。良かったです。ドラマ、長いのでまた観たい!!ってなかなかならないけど、ピンポイントとか誰かと2倍速で感想戦みたいなことはしてみたいかも。 人生=労働+恋愛+友達+趣味、みたいな感じ?