羅生門
https://gyazo.com/89ab4073f5699939853ff462679499da
タイトルは羅生門だけど、藪の中なんだなー、でも、羅生門ぽいラスト、からの、少しだけ希望があるラスト。俺は終わった後も「え?赤ん坊この後剥ぐだろこの人?」と思ったが、どうも色々レビューなどを読んだら、言葉通り育てると解釈するのが普通っぽい。バキバキのコントラストの、途中はほとんど2値画像にさえ見えるような白黒の画面がかなり良い。白黒映画のビジュアルとしては、今まで見た中では8 1/2、最後の戦いとかと同じぐらいの、美しさと思った。あと音楽が良い。七人の侍も音楽が良いし、黒澤明、音楽だな!いなたい。 『羅生門』(らしょうもん)は、大映(現:角川映画)による1950年(昭和25年)の日本の映画である。監督は黒澤明で、三船敏郎、京マチ子、森雅之などが出演。 芥川龍之介の短編小説『藪の中』を原作とし、タイトルや設定などは同じく芥川の短編小説『羅生門』が元になっている。 平安時代を舞台に、ある武士の殺害事件の目撃者や関係者がそれぞれ食い違った証言をする姿をそれぞれの視点から描き、人間のエゴイズムを鋭く追及しているが、ラストで人間信頼のメッセージを訴えた。 同じ出来事を複数の登場人物の視点から描く手法は、本作により映画の物語手法の1つとなり、国内外の映画で何度も用いられた。海外では羅生門効果などの学術用語も成立した。撮影担当の宮川一夫による、サイレント映画の美しさを意識した視覚的な映像表現が特徴的で、光と影の強いコントラストによる映像美、太陽に直接カメラを向けるという当時タブーだった手法など、斬新な撮影テクニックでモノクロ映像の美しさを引き出している。 脚本 黒澤明
原作 芥川龍之介
『藪の中』
公開 1950年8月25日
上映時間 88分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
製作費 約3500万円
次作 複数リメイク作品あり