バンドをはじめた
2021年、バンドをはじめた。やろう~って話をはじめたのは2020年で、ギターをはじめてみたいというメンバーがいたのでみんなでギターを買いにお茶の水に行ったのが2020年の9月。スタジオ入って合わせようぜと言っていたがコロナ禍によってなかなかタイミングがとれずに、初めてスタジオに入ったのは今年の11月になってしまった。
ベースの練習とか全然しておらず、スタジオに行くのはマジの10年ぶりだと思うけど、最初の練習がものすごく楽しくて、スーパーカーのLuckyをコピーしたのだけど、次からはオリジナルの曲を作ってやるようにした。スタジオ一回行ったら一曲作る勢い。メンバーが2月に海外に留学するらしく、そしたらまたスタジオとか行けなくなるのだけど、楽しいのでやっている。バンドはほんとに楽しい。水泳は気持ちいのと同じで、楽しいとしか言えないな、語彙とかの問題なのか。
ボーカル&ギターの人が、ギターが初心者でロックっぽいものをあまり通ってきていない感じ、「アンプってなに?」という雰囲気なのがガチっとちょうどよくはまっていて、曲を僕が作ったりしているんだけど、全員が音楽めちゃ好きでこだわりがあるって感じだったら一曲も完成しなかった気がする。最初に、だれでも簡単に押さえられるコード二種類だけで曲をつくってみようという縛りプレイみたいなことをしたらなんか曲を作れそうな気がして、いい感じに始まった気がする。スタジオではスマホの録音機能で録音して、帰りの電車でSoundCloudにアップロードして共有するんだけど、毎回「思ってたよりも意外といい感じだな」と思えて幸せ。俳句を詠んでみた2021もそうなんだけど、自分で何かを作る、それはなにかの断片をペタペタ貼っただけのものだったり、メンバーみんながそういう断片を持ち寄ってできた、オリジナルなんて胸を張って言う感じのものでもない、好きな音楽の、好きな言葉の真似をしているだけなんだけど、ほんの少しは「でもこれ作ったのは俺やんな...」みたいな実感があって、その少しの部分だけで自分でずっと聴いたり読んだりしてにやにやしたりできて楽しい。/cd/新しい音楽を作っている「ふり」をしているだけでも、Parannoulの音楽は最高だし、Kusohamu Cryの音楽も最高なんだな。 SoundCloudのアカウントもTwitterアカウントも作ったし、Twitterアカウントは本当にただ作っただけだが、来年も続いているといいな。