パルテノペ ナポリの宝石
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ガチすぎる。映像やばい。人間の深淵に近づこうとしすぎている、パオロ・ソレンティーノ監督。またグレート・ビューティー/追憶のローマも見返したくなった。こういう雰囲気、映画的短縮を多用したりする感じの映画だと、虚構と現実の境目を曖昧にしたりするテクも使われがちっていうイメージがあるけど、この作品のすごいところは、現実しか写っていないところである。いや、フィクションなんだけど。夢のシーンとか、幻想のシーンがおそらく一個もなかった。現実があまりにも幻想的すぎる。ナポリの人が羨ましい。なんなのナポリ。ギャング同士の和解の儀式(?)として、それぞれのファミリーから選ばれし男女が、みんなの前でセックスするシーン、お母さんが男のケツを片手で押してサポートしてあげてるところ、ミッドサマーのトラウマシーンと同じ構図。全くホラー要素のない映画で、ホラー映画の迫力を超えてくる俗世の感じ。人類学。エンドロールでナポリのフーリガン的な人たちがバスに乗ってるところは、唯一幻想のシーンだったかも。それ見て、サウダーヂの、同じく幻想のシーンを思い出した。この映画ってそもそもサウダーヂのナポリ版、パオロ・ソレンティーノによるサウダーヂなんじゃないかっていう。最後、老いたパルテノぺが、ちゃんと老いていたのも良かった。国宝はコントみたいになってたけど、本当はこうやって老いていくよな。若い時とは別人みたいになるので、ちゃんと別人の俳優が演じている。映画.comの紹介ページには記載ないけど、配給はA24もあったと思う。やはり、間違いない。 「グレート・ビューティー 追憶のローマ」でアカデミー外国語映画賞を受賞したイタリアの巨匠パオロ・ソレンティーノ監督が、自身の故郷である南イタリアの街ナポリを舞台に、神秘的な美しさと悲劇を背負う女性パルテノペの生涯を丹念に描いたドラマ。 1950年、風光明媚な港町ナポリで生まれた赤ん坊は、ギリシャ神話に登場する人魚の名前であり、ナポリの街を意味する「パルテノペ」と名づけられる。美しく聡明で誰からも愛されるパルテノペは、繊細な兄ライモンドと深い絆で結ばれていた。年齢と出会いを重ねるにつれ美しくなっていくパルテノペだったが、彼女が輝きを増すほど、兄の孤独があらわになっていき、やがて悲劇が起こる。
主人公パルテノペ役には、本作がスクリーンデビューとなるセレステ・ダッラ・ポルタを抜てき。年老いたパルテノペをイタリアのベテラン女優ステファニア・サンドレッリ、パルテノペと運命的な出会いを果たす作家ジョン・チーヴァーをゲイリー・オールドマンが演じた。ファッションブランド、サンローランの映画製作会社サンローランプロダクションが製作を手がけ、サンローランのクリエイティブディレクターを務めるアンソニー・バカレロが衣装のアートディレクションを担当。2024年・第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。 2024年製作/136分/R15+/イタリア・フランス合作 監督
製作
製作総指揮
脚本
パオロ・ソレンティーノ
撮影
美術
衣装
衣装アーティスティックディレクター
編集
音楽