ヨコガナ
鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
あしひきの山鳥の尾の垂り尾の長々し夜を獨りかも寢む
4/7 と 5/7 はヨコガナの日
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百人一首
田子の浦に打ち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
春過ぎて夏來にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山
秋の田の假庵の庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ
わたしに せいくゎつを させないで くれ! わたしには やりたい ことが あるのだ!
麻井シキ「喩機の暗病の何火で獨り雌覺めてゐること」2022
麻井シキの詩
つけてゆけ草花賣がかへるかた
元祿百人一句
活字體 (font)
春や來し年や行きけむ小晦日
ひらひらと擧ぐる扇や雲の峰
月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人也
旅に病で夢は枯野をかけ廻る
碓は年の暮程音高し