ドリブンドリブン
●●駆動を積極的に使ったりつくったりする様。
Driven-Driven.
背景
●●駆動(●●ドリブン)と呼ばれるワークウェアが多数存在する
このような考え方を一般化して、「●●駆動を扱うという立場」を定義すれば言及や議論に便利だろう
「●●駆動」で駆動する、というメタの構図に着目してドリブンドリブンと名付けた
直訳すると駆動駆動だが、当サイトでは「ドリブンドリブン」を使うことにする
用語
●●駆動における●●のことを駆動源(エンジン)と呼ぶ
概要
ドリブンドリブンとは、駆動型ワークウェアを積極的に活用する様を指す
具体的には以下の2点
1 駆動型ワークウェアを積極的に使う
2 駆動型ワークウェアをつくる
エンジンをベースとするためシンプルに一貫性を保ちやすく、
取り組みやすい
言及や議論がしやすい(共通言語として使いやすい)
効果の実感、測定、評価がしやすい
ソフトウェア化しやすい
エンジンという概念があるため設計しやすい → 設計ができるなら実装もできる
駆動の例
開発手法
イベント駆動
主にGUIの開発で用いられるもので、何らかのフォームで何らかのアクションが起きた(イベントが発生した)ことを契機に処理を行うと捉え、イベントごとに処理を定義していく手法
テスト駆動
先にテストコードを書き、そのテストが通過するように実装を書いていく手法
ドメイン駆動
顧客のドメイン(業務知識やその他事情)を深く理解し、それを言語化・構造化したものを設計に落とし込むことで顧客に応える手法
チケット駆動
作業をチケット単位に分割し、チケットをBTSで管理することでチケットベースで仕事させる手法
README駆動
先にREADMEを丁寧に書くことで仕様やUIを決めていく手法
ビジネス
データドリブン
収集・蓄積したデータに基づく
カスタマードリブン
顧客を第一に考える
データドリブンを伴うことが多い
会社の存在意義や社会的使命に基づく
短期的な利益や独占を捨ててでもパーパスドリブンを徹底する(例: 社長は特別な仕事を抱えず無償で啓蒙を行う)ことで、結果的に顧客や社会がついてきてビジネスも拡大する
個人
質問ドリブン
対話や議論の活性化手段として質問に目をつけ、質問を重視すること
日記ドリブン
いわゆるデイリーページの概念だが、「日記」という言葉を使うとわかりやすいことがある 日報や週報の概念も(堅苦しいことが多いが)これに含めることができる
分報も概念もこれに含めることができる
あるいは日記よりも小さな単位なので「ツイートドリブン」と別の言葉で捉えた方が良いかもしれない
サマリードリブン
筆者製のワークウェア(ただし筆者としては「サマリー駆動」と呼んでいる) Q&A
駆動型ワークウェアをつくる際、ネーミングとして「駆動」と「ドリブン」のどちらを使えばよい?
カタカナ語に抵抗がないならドリブンで良い
エンジニアやビジネスマンなど
そうでないなら駆動で良い
エンジンの語感によっても「どちらが良さそうか」が違うので、良さそうな方を選ぶと良い