オンラインオーバーヘッド
オンラインツールに常時存在する軽微な待ち時間のこと。
概要
オンラインツールとはWebサービスなど常時通信が発生するツールを指す
オンラインツールは通信が発生する関係上、操作や遷移にいちいち時間がかかる
仮に1ページの遷移にかかる時間が1-2秒だとして、1-2秒という待ち時間がたしかに発生している
弊害
頻繁な操作を行う際のストレスになる
たとえばGoogleで調べ物をしていて検索結果30件を順に読みたい場合
1ページずつ「別タブで開く」「表示されるまで待つ(オンラインオーバーヘッド)」「読む」を行うのは、結構なストレスだとわかるだろう
表示待ちの部分がまさにオンラインオーバーヘッドである
「先に全部別タブで開ききる」といった行動をする人も少なくないはずだ
これはオンラインオーバーヘッドを回避する行動と言える
知的生産ツールとオンラインオーバーヘッド
ノートテイキングやプログラミングなど知的生産を行う場合、オンラインオーバーヘッドが地味にストレスになる 1つのファイルやノートを開く際、1.3秒待つよりは0.7秒で済んだ方が良いし、0.7秒よりも0.2秒の方が良い
数字だけ見ると大した差に見えないかもしれないが、体感的にはだいぶ違う
ストレスになる人とならない人がいる
脳内発散タイプの人は、出力するためにツールを使うだけであるためあまり気にならない 一方、机上発散タイプの人は、ツール上で情報や考えを書きながら発展させていくため、待ち時間の長さはダイレクトに響く 対処
環境に投資する
通信回線の速度や安定性を上げる(性能の高い回線を使う、無線よりも有線を使う etc)
PCのスペックを上げる(ブラウザの処理が重たくなっても平気なように)
ローカルで完結するツールを使う