机上発散
脳内発散を行えず、情報処理を外に出してから行うこと。 対義語
例
従業員1000人の会社の社長が、個人的に検討してきた新施策の概略を社員全員向けに1000文字くらいで発信したいとする
脳内発散の場合
どう書くかを全部脳内で検討し、キーボードを叩くのはそれを出力するときだけ
机上発散の場合
私的なノートなどにとりあえずキーボードを叩いて色々書き込みつつ、練り上げていく
やり方は色々ある
付箋を並べる → 分類する
箇条書きで並べる → 要約する
日記のように文章を書いていきながら修正していく etc
知見
プロと呼ばれる者の目安は脳内発散である
プロは仕事を素早くこなすこと、また同時並行でこなすことが要求される(パラレルかつスピーディー)
そのためには「脳内で素早くつくって」「あとはそれを出力するだけ」の境地が必要
出力スピードを担保できるスキルも必要となることが多い
知見(机上発散も踏まえて)
机上発散派は脳内発散を行えない
脳内発散派は脳内でやればいいことをいちいち外に出して行う面倒や遅さに耐えられない
混在する場合の対処は、
机上発散派は、瞬発的なやり取りや対応が求められるシチュエーションを脳内発散派に任せるといい
脳内発散派は、机上発散派の成果物をレビューする形でかかわるといい。あるいは非同期コミュニケーションなど机上発散派側のペースを乱さない(自分のペースを押し付けない)やり方がいい