インボックス
「未確認のもの」を扱う領域。
概要
タスク管理において、情報や依頼が溜まる場所をつくっておき、自分のペースで確認して処理するという営みが存在する これの「溜まる場所」をインボックスという
元の語源は「未処理の書類を入れておく箱」「電子メールの受信箱」
例
自宅のポスト
電子メール
SNSやコミュニケーションツールの通知
インボックスの意義
「空になれば終わり」というゴールをつくれること
これにより精神衛生を保つことができる
インボックスを運用するコツ
処理する頻度を決める
常にちらちら眺めるような中毒的使い方だとQoLやQoWが著しく低下する メールを例にすると「朝一と昼一と夕方の3回だけチェックする」といったように、確認タイミングを固定する
これは「バッチ処理」と呼ばれることがあります
Q: 固定して済む物量ではありません
「すぐに返信しなければならないやり取り」のやり方を変えてください。必要なのはインボックスではなく会議かもしれません。あるいは権限委譲かもしれません
用途ごとに用意する
たとえば「自宅に届く書類」「あとで読みたい本や印刷物」「メール」「会社のSlackやTeamsのDM」「Xでフォローしている人達の新規ポスト」「YouTubeの動画新着」はすべて別のインボックスに分けた方が良いです
というのも、インボックスに溜まるものには文脈があり、これらが混ざると確認がしんどいからです
わかりやすい例として、仕事のための業界キャッチアップと趣味でフォローしているエンターテイナーの新着コンテンツのキャッチアップは分けたいと思います
とはいえ通常は分かれています
問題となるのは自分でインボックスをつくるときです
インボックスから捨てる
確認したものはいつまでも残さず処分します
対処が必要なら別のタスク管理ツールに入れるべきですし、要らないと決めたのなら潔く捨てます(削除します)
優柔不断に残したままにしていると終わりません、
かつ分量が多くなると破綻します
メールの受信箱が未読3741件、のような光景はまさに破綻しています