PNG
https://ja.wikipedia.org/wiki/Portable_Network_GraphicsWikipediaより
Portable Network Graphics(ポータブル・ネットワーク・グラフィックス、PNG、ピング、ピン)はコンピュータでビットマップ画像を扱うファイルフォーマットである。圧縮アルゴリズムとしてDeflateを採用している、圧縮による画質の劣化のない可逆圧縮の画像ファイルフォーマットである。
ComfyUIでもよく使う基本的な画像保存形式、ほぼ全ての画像生成UIでも同様にデフォルトとして使われています。
その為、画像生成UIで作るpngはプロンプトなどのメタデータを含んでいて、作ったWebUIに読み込ませて作業再現しやすいことが多いです。
ComfyUIではA1111 web UIやStable Diffusion WebUI reForgeなどで作った画像を読み込ませると再現Workflowを作ってくれます。
JPEGと並んで説明不要なほどよく使われるデファクトスタンダードな画像形式、可逆圧縮圧縮という「何回圧縮を繰り返しても原理的に劣化しない」特徴があります。
取り敢えず加工作業などをする予定の画像を保存するのには特に向いています。(レイヤーなどはないので画像編集ソフトの独自形式で作業する前の出力・保存形式…として使う感じでしょうか)
歴史的にはGIFなるフォーマットが特許でゴタゴタしてその時に特許フリーなzip圧縮を画像に適用して作ったもの…的に思えば良いです。
GIFはComfyUIでもほぼ使わない(256色縛りなど非常にレガシーな仕様)ので特に触れる予定はないですmorisoba65536.icon
一応PNGはGIFの置き換えを意識してたこともあり、256色モードなども持っています(ドット絵風等にするときには使うかもしれません)
透過画像やアニメーション等多彩な機能があり、歴史的にほぼ全ての環境で使える(JPEGよりちょっと新しいので非常にレガシーなソフトで扱える範囲に差が出る程度)
可逆圧縮としての性能では後発のWebPやAVIF等にやや劣りますが、歴史的な知名度の差などもあり未だによく使われます。
2025年にバージョン改定してHDR等の色空間に対応するなど、後続フォーマットと比べても(2025/08時点では)有利な特徴も整備されました。
将来的に画像生成AIがHDR生成がデフォルトになったりしたら再び積極的に使うメリットがあるかもしれません。