17 VR環境におけるレイキャストによるオブジェクトの選択成功率推定ツールの提案
奥野 達也(明治大学),清水 春翔(明治大学),笠原 暢仁(明治大学),本間 大一優(明治大学),山中 祥太(LINEヤフー株式会社),宮下 芳明(明治大学)
https://www.wiss.org/WISS2025Proceedings/data/paper/17.pdf
https://www.wiss.org/WISS2025/assets/representatives/17.jpg
概要
XRデバイスの普及により三次元空間におけるインタラクションが一般化する中,UI開発者はより優れたユーザ体験を実現するためにユーザビリティへの配慮が強く求められている.HCI分野では,この課題解決のため古くからポインティング研究が行われ,三次元空間を対象とした研究も大きく進展している.しかし,研究が進む一方で,そこで得られた指針を実際の開発者がUI改善のサイクルに直接活用するためには,実用的なツールを提供することが求められる.本研究は,VR開発におけるこの「研究と開発のギャップ」を埋めることを目指し,開発ツール内でオブジェクトの選択成功率を推定するシステムを提案する.本稿ではその理論の検証を行い,ツールの機能について説明する.また,VR開発者に本ツールを試用してもらい,そのフィードバックから有用性を検証する.
Githubにて公開してます
https://github.com/Fvkuinu/RayCastSuccessPredictor
参加者メモ・コメント
システムトラブルはプレゼンの常なので緊張せずに頑張ってほしいですくらもといたる.icon
リアルタイムで推定成功率を見ながらUI組み立てられるの素敵すぎるrtakada.icon
自分の研究でも使ってみたいですね!Githubから誰でも使えるようになっているのでしょうか...?石井泰斗.icon
インストール方法が解説されてました、ありがたい!石井泰斗.icon
選択成功率は何%が最低許容ラインなのか気になります。80%くらい?
選択成功率のラインはUIの種類(よく使うUI, あまり使わないUI.)や,ユーザの習熟によって変わってくると思います!奥野達也.icon
難易度調整に使えるのとても良いですね
どういうときに成功率が高くてどういうときに低いかはどの程度個人差があるのでしょうか。AさんはXで成功してYで失敗した、BさんはXで失敗してYで成功した、みたいな癖はないのでしょうか。その癖みたいなパターンを多数のユーザで調査しても面白いかもと思いました。itot.icon 
ありがとうございます.今回はモデルの構築に球体を使用していて,実際のUIの形状などを考慮できていないので,ツールを使用したときの個人差などを調査していきたいです奥野達也.icon
オブジェクト選択直前に「顔の中心がどこを向いているか」は影響しないのかな…?くらもといたる.icon
マウスだと影響していないからしないか…VRってなんとなく顔を上下左右に振り回さないとオブジェクトが探索できないという印象があるから勝手にそう思い込んでるだけかもしれない
そうか,手の動きがメジャーファクターだから顔は関係ないか…(自己解決)
今回の実験では方向が変わっても見た目の大きさが変化しない球を使用しているので,2D平面のような向いている方向によってみかけのサイズが変わるUIに対しても対応できるように検証を行っていきたいと思います奥野達也.icon
質疑
単純な押した、押せなかったではなく、スライダーなどの連続した数値の選択で成功率を測ることは行わないのでしょうか?
選択するのみ、今後は実際に使用されているUIに対しても検証を行っていく予定
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