06 高速投影と時間方向の色分解による視線移動方向に応じた映像提示手法 宮崎 竜輔(東京科学大学),宮藤 詩緒(東京科学大学),小池 英樹(東京科学大学) https://www.wiss.org/WISS2025/assets/representatives/06.jpg
概要
本論文では,ユーザの視線の移動方向に応じて知覚される映像が変化する映像表示手法を提案する.本手法によって知覚される映像は,視線が静止している状態では視線静止時の目的画像のみであるが,視線を特定の方向に移動させながら映像を閲覧することにより,埋め込まれた視線移動時の目的画像を視認することができる.また,上下左右のうち異なる2方向について,それぞれの方向への視線移動時に異なる画像を提示することも可能である.本手法は,人間の臨界融合周波数を超える高速での映像表示が可能な高速プロジェクタ等のデバイスと,特定の方法での画像の分割手法により実現される.本論文では,観察者に目的の色を知覚させる手法や色,解像度,表示速度に関する制約を表示実験を通して議論する.また,各ユーザの視線状態に応じて異なる映像を提示するアプリケーション例を紹介する.
参加者メモ・コメント
全然関係ないけど†Science Tokyo†のロゴはどういう意味なんだろう narumi.icon
Sを意図してそうだけど他にも螺旋とかイメージしてるのかな
Science Tokyoが科学を追求することで個人や社会を巻き込み、新しい価値を生み出すことの意味合いを込めるとともに、多くの人にとって覚えやすい愛称として「Science S」と呼称します。上下の2本のアーチは、Science Tokyoの存在意義である「科学の進歩」と「人々の幸せ」の探求、そして歴史ある2つの大学の歩みを表し、中央のアーチはその2つをしっかりと結びつけています。右上に向けてダイナミックに展開していく全体の形には、知と技術を融合する探求心や社会を巻き込み共創する姿勢を表しています。ShioMiyafuji.icon
ためになるなあ narumi.icon
これ体験しましたが不思議な感触ですよね。対象なしで自分の目だけでやろうと思うようにいかないのも面白い𥱋瀨洋平.icon
ディスプレイの前で謎にうなずく人々と謎に首を横に振る人々が並んでるわけですね,なんかシュールwくらもといたる.icon
肯定のうなずきと,否定の首振りで違う映像が見える感じrtakada.icon
超共感アンケートシステムと相性がいい!?𥱋瀨洋平.icon
!!思いつきませんでしたShioMiyafuji.icon
原理上、カメラで映してデモンストレーションするならパンじゃなくて平行移動の方が見やすい? narumi.icon
その通りです.パラメータを決める実験等では3Dプリンタを改造したドリー台もどきを作って平行移動させてます.今回は水平移動に加えて上下移動もあるので,手動でパンしました…ロボットアームとか買えばいいのかShioMiyafuji.icon
「ちょうじょうひょうじ」っていう日本語かっこいい
重畳表示👊ShioMiyafuji.icon
モニターから離れるほど条件は悪くなるのかしら?角速度が低下するので。ソノヤマタカスケ.icon
↑の鳴海先生の見てて思ったんですけど,これって離れるほど角度変化量に対するピクセル変動量が増えるから,むしろ離れたほうが条件よくなるってことないです? いや自信ない…くらもといたる.icon
あー!逆にわずかな視線移動で大きな効果が得られる可能性があるかー!なるほど。ソノヤマタカスケ.icon
離れると見づらくなります.離れることで分解能が低くなり,模様同士が重なりが知覚できなくなるため,だと推測しています.同様の理由で,視力が悪い場合も見づらくなります.ShioMiyafuji.icon
人の目の移動の他にも、カメラの移動に対してアプローチする方法もありそう
なぜ色が反転したんだろう?Yuma Suzuki.icon
マイクで質問しようと思っていたこと:「上下左右の表示を色々と組み合わせられたら、あるユーザならではの提示ができる?」でした。つまり、Aさんだけが知っている(もしくはできる)動きがあるとすると、その動きをして始めて見える表示を行って上げる、と秘密の情報をAさんにのみ表示出来るかもねえ、と思った次第です。shizuki.icon
質疑
これ,動いてないときの背景(?)色はグレーで確定なんでしょうか? 混色計算なんだから,静止時は別の映像で,動かすと違う映像,とかにすることはできないことはないはずですよね…?くらもといたる.icon
あるいは混色計算するときに何か制約条件がある? パッと計算できないので自信がない..
動いていないときの背景には多少色の制約がかかりますがグレー以外や模様なども可能です.ただし,その模様は視線移動時も消えないので妨げになってしまうため現状はグレー一色が適していると考えています(発表者 宮崎)
60Hz以上,具体的に最低プロジェクタは何Hz必要なんだろう?(例えば120Hzのプロジェクタ二台を半周期だけタイミングずらして同じ領域に投影させたらできたりする?rtakada.icon
➔240Hz,580Hz,720Hzで実験している
プロジェクタ以外の実装方法はないだろうか?フィルム+ストロボ(結局プロジェクタと同じですが1000Hzのものを用意するよりは簡単?)rtakada.icon
表示周波数を細かく調整できる表示デバイスとしてプロトタイプに適しているのが高速プロジェクタであったため使用してます.原理的には高速に映像を切り替えることができるディスプレイ類であれば可能です(宮崎)
首を振る以外の楽しみ方はあるのだろうか?なんか風車みたいなものを目の前に置くとかrtakada.icon
自分でレーザーポインターを持って点を追うと自在に体験できそう𥱋瀨洋平.icon
何かしらの動く物体や映像があれば視線の誘発は可能です.何か面白い楽しみ方がないかは探し中です
当システムの具体的なユースケースについて教えていただきたいです
歩きスマホの例がとてもしっくりきました
視線の移動速度によってちょっとずつ見えるものが変わってくるみたいな投影はできますか?𥱋瀨洋平.icon
分解できる方向の数に関する評価ってある?二方向のみ? narumi.icon
これ速度差があれば同一方向に2種類の画像出す,というのも理屈の上ではできそうな気がするけどどうなんだろう…?くらもといたる.icon
たしかに(よくわかってないけど)整数倍でなければ区別できるとかある? narumi.icon
速度差で同一方向に2種類の画像を出す場合も試しましたがそのときは峻別が難しかったです(宮崎)
下及び右方向に対応する画像を同時に埋め込んだ場合斜め方向に移動した場合はどのような映像になるか?静止時と同じ?それとも合成される?Mac020k.icon