貴種流離譚
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https://dic.pixiv.net/a/貴種流離譚
https://ja.wikipedia.org/wiki/貴種流離譚
折口信夫が命名しているらしい
この説話類型の本来の形は、天上もしくは常世(とこよ)の国から人間界に訪れてきた多くの神々の来由(らいゆ)譚を語ることにあった。常世(古代日本民族が永遠の水平線のかなたに存在すると信仰した稔(みの)りと長寿の理想郷)の国から、入口のない中空のうつぼ舟に閉じこもって訪れた人(神)の話に、折口信夫(しのぶ)は「貴種流離譚」と命名した。その本格的な語りは貴人の海辺流離の物語である。貴種流離譚とは - コトバンク
https://www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/47197_35958.html
海人部曲の伝承するものとして、海丈部の「ことの語りごと」なる大国主の物語、これに関聯した「天語歌」なる雄略朝の歌々があり、又海の流離譚に縁を持つ、軽ノ太子・軽ノ大郎女の天田振の如きも、其らしいし、万葉・日本紀・常陸風土記に痕を止めた麻績王の海人歌(仮りに命ける)などが其だ。さうして、其系統を襲ぐものとしては、後々まで、日本文学の発想法の一類型とも言ふべきものが、続々として出て来てゐる。即、石上乙麻呂の歌――及び詩――、中臣宅守・茅上郎女の相聞連作、源融・小野篁・在原行平の歌、其から更に源氏物語その他の、貴人流離の物語の人生観を誘導してゐる。
例
オデュッセウス (オデュッセイア)
シャア・アズナブル (ガンダムシリーズ)
光源氏 (源氏物語)
劉備 (三国志)
アラゴルン (指輪物語)
スサノオ (日本神話)
ビビ・ネフェルタリや光月モモの助もここに挙げてよさそう
マルス(ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣)
アルム(ファイアーエムブレム外伝)
ヒカリ・ク(オクトパストラベラー2)