読みやすい文章が社会を悪くする側面
私がたまたま雑誌記事のラフデザインの現場に居合わせて「この辺文字ばっかで読みづらいから図版入れたら」とか「文字文字してるから段組み割ったら」なんて言おうものなら、苦笑いを引き起こすことになる。文字ばっかの本を読めない人に読んでもらわなくてもという消極的なメッセージがそこにある。
他方日本では雑誌のみならず単行本でも圧の強い段組は避けられ、あらゆる比喩は控えられ、あらゆる冗語は控えられ、形容詞すら控えられ、ただただ簡潔明解を善しとするような風潮が年々強まり、学術領域ですら漢字の割合を気にしたりすることで読み易い文章が増え、結果として読解力が目減りしている。平易な文章が世界に増えることは知の市民化を裏支えするポジティブなことだと思っていたが、トランプの登場でわからなくなった。トランプ支持の8割くらいは彼の言葉の力だと思っている。全員知ってるわけじゃないけど、歴代大統領にトランプのようなバカの言葉でしゃべる大統領は存在しなかった。 結果として読解力が目減りしている。本当かな?文章から要点を抜ける確率が高まって効率化していないかな?基素.icon
トランプの言葉は発言も文章もほんとすごい。直截的で、クソ明解で、気取ったところがビタイチない。もしわかりやすさ伝わりやすさが文章の価値だとしたら、トランプは満点と言ってもいい。そしてそれは、文字ばっかの紙面を難なく読みこなし修辞を弄すインテリへの憎悪となって爆発的な人気を得た。 speechは重要だと思うけど、その点が人気の大きな割合を占めているかは疑わしい基素.icon
あれを眺めていたら、私が仕事ででやったり本に記したりしてきた「わかりやすく伝わりやすい文章」が善なのかどうか、正直わからなくなってしまった。修辞の壁(=読みづらさ)によって特権的であり続けてきた知性は、分断をもたらすのと同時に、何か社会のタガを担っていたのではないかと今は思う。 なおトランプの出自はとてもいいとこの出なので、いろいろ戦略的なのよなあ。terang.icon
極限まで素朴な言い回しも時と次第によっては効率的な修辞技法の一つになるのだなあとntjEchpk.icon
集団心理を巧みに操縦するヒトラーの呪術的な演説の対極だが、時流を見て、大衆が潜在的に同意しているだろう見解を我が意として述べている点はやはり同じ
全てを自分に帰属させる還元主義的な何かではないです(修正ntjEchpk.icon
還元主義の意味間違ってないかSummer498.icon
ご指摘通り間違っていたので取り消しておいたntjEchpk.icon
ぽやっとした感想がぽやっとした言葉遣い語用になりツッコまれている
寧ろ逆で、ぼやっとした感想を調べたらわかるような意味の定義された単語(どちらかと言うと寧ろ厳密)な言葉で言うから突っ込まれるのではないかSummer498.icon
せやでntjEchpk.icon
普段使わない、学習した結果覚えるような言葉からなる文章のこと?
例えばこれはそうかな
これは難しい文章のはず
ぽい文章を収集したい
トランプがわかりやすい言葉を使った→わかりやすい言葉は悪、というのは因果がおかしい気がするyosider.icon