深圳の大型書店には軍事の棚があった
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最近、性的な広告に「良くない!排除しろ!」「それは性嫌悪症だ!」みたいな議論が行われてるが、その議論が行われてるのはまだ健全なのだなと思った 排除側が勝利すると、視界からその情報がなくなって「ない」ということにすら気づかなくなる
日本では軍事に関する情報が視界から消えているな、と中国の書店を見てて思った(2019)
日本と比較した時に一番ギャップを感じるのはこれ
https://gyazo.com/6f397bfa895e4a48c81637f0fac2184c
日本では幼児向け図鑑に自衛隊車両を載せて増刷中止(=それ以上印刷して流通させることができない)になったりする
日本ではタブー視され流通が止まるのに対し、この本屋の構成を見ると中国では普通に流通しそうだ
増刷中止のリスクを出版社が恐れると、その種のトピックに言及する書籍を出しにくくなる
その結果、世界の他の国がどういう状況かなどを知る手段が乏しくなる
知識が得られないことによって恐怖が高まり、なおさら感情的な反発が高まる: 知識は恐怖の解毒剤 棚の様子
https://gyazo.com/c7fa979d1de7651e62daf4db23a614cd
この平積みされている緑の本は「未来戦争」と書いてある
"未来戦争: 科技与全球新型冲突" (科学技術と全地球新型衝突)
原著は英語で"Future War: Preparing for the New Global Battlefield"(Amazon) 和訳は"フューチャー・ウォー: 米軍は戦争に勝てるのか? "(Amazon) 適切に翻訳されてるのか不安になるタイトルだ
Bing翻訳曰く「新たなグローバル戦場への準備」
「日本大敗局」がどんな内容か気になるな
2022-12-18
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軍事に関する情報の流通を抑制したことで、日本では戦争のイメージが「焼夷弾が降ってきて街が火の海」「原爆が落とされて酷いことに」という何十年も前の状態で止まってる
海外の一般的な人はこの辺が敏感なのか知らないinajob.icon
日経だとよく記事が流れている印象takker.icon
ここでの情報流通は、「新聞etc.で取り上げられている」ことではない?
上にあるのは軍事関係には増版中止リスクがあるので出版社が軍事を扱いにくくなるという流れmtane0412.icon そうだ出版の話だった。指摘ありがとうございますtakker.icon
この意見によりこのページのタイトルを変更しましたinajob.icon
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ミリタリー系は高齢化していそうですがAmazonでも手に入る
世界大戦とか昔のものは趣味の世界では1ジャンルを形成している
現代戦でも本はある
例
出版を眺めると秀和システムやイカロス出版が出している
これは1999年なのでITは弱そう
流通規制された本はあるのかな?
エロ雑誌だとLOはAmazonから締め出されたので存在しないものになっている
軍事分野の本自体は刊行されているっぽいtakker.icon
点数はかなり少ない。違う番号でもでてるのかな...基素.icon
重複している書籍もあるから、本当に増えたのかはなんともいえない
雑誌記事まで入れればさらに増えそう
そういえば、軍事系話題を扱っている雑誌があった気がする
ダイアモンド……じゃないな。プレジデント……もちがうか
丸とか...基素.icon
本以外のミリタリー愛好家や周辺の文化は日本では何がある?はるひ.icon
米軍基地や自衛隊見学
飛行機、船のイベント見学
模型、ミニチュア
レトロゲーム
割と軍事作戦をモチーフにした国産ゲームも多かったのではなかろうか(想像
魂斗羅とかメタルスラッグとかメタルギアとか、トップビューの戦車のゲームとか
いいや、これらはどちらかというと当時の外国映画をモチーフにしているのかな なんかそんな動画を見たような気がする
これだ
SLG
ただし本家が日本出身なだけで、艦これフォロワーの大部分は中国から出ている
日本版未発表であり、NoAによるもの
WoT、WoWS
CoDやBFは日本でも人気だった
エースコンバット
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中国でこれらの書籍がよく読まれているのか気になる
国がプロパガンダ的な意味合いで増刷していて、特に読む人がいない、というようなシナリオもあるのかなと思った
まぁでも平積みされてるってことはそれなりに需要があるのかな
日本にこういう本が少ないという話なのか
なんかありそうだなと思った
しかし自分は興味を持ってみたことがなかったので情報なし
本自体があっても、日本の本屋で上記の深圳の本屋みたいに「軍事」の棚があるのなんかみたことないよなーと思うnishio.icon
積極的に探さないと気づく機会がない
今度本屋に行ったら探してみるかinajob.icon
最近大きな本屋に行ってない
社会科学という30番台
Amazonから関連書籍を見ると日本人著者の本もいくつかあるが、原典的なモノなのか、いろんな本の内容をサマった物なのか不明
反例になるかな、これからの戦争を扱った企画みたいなのを探してみる
図書館はこういう活動をやりやすそう、というかやる責務がありそう
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自分は軍事嫌悪症の部分があると思う
フィクションは別に楽しめていると思うけど
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自分は嫌悪以前に「全く知らない」だが、そうか、既に視界から消えた後の影響を受けているのか