梅は食うとも核食うな、中に天神寝てござる
from #inajob の試しに録音してみた talk43: なめらかな親孝行・ロールモデル・梅干し
梅は食うとも核食うな、中に天神寝てござる
うめ は 食(く)うとも=核(さね)[=種(たね)]食(く)うな中(なか)に天神(てんじん)寝(ね)てござる
生梅(なまうめ)のたねには毒があるという戒めをあらわしたことば。天神は菅原道真の霊。道真が梅を愛した故事により、梅の核をかむと字を忘れるという俗信も生じた。
*滑稽本・古朽木〔1780〕一「歯の達者な時は、小梅などは噛割て喰ふのがうまいもの、今では何者の言出してや、梅を喰(ク)ふとも種くふな、中に天神寐てござる、と戒むる程のことなれば」
*俚言集覧〔1797頃〕「梅はくふとも核くふな中に天神寝てござる、生梅仁に毒あれば也」
日国
https://gyazo.com/9265a833e3bccabf720a11d2cbe940b3
梅干についての江戸時代の文献を引っ張ってきたcFQ2f7LRuLYP.icon
丹岳野必大千里 著『本朝食鑑 12巻』[4],平野氏傳左衛門,平野屋勝左衛門,元禄10 [1697]. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2569416 (参照 2024-03-26)
注によると「花(花弁?cFQ2f7LRuLYP.icon)が6つあるものは必ず片方の仁(さね)に毒があって、これは桃李でも同じ」とのこと