押し出しファイリング
書類を内容別に分類して格納するのではなく、時系列に並べてしまう方式。 コンピュータで検索できない整理法なんてありえないと思うのだけど 増井俊之.icon
21世紀において押し出しファイリングはゴミ。以上。増井俊之.icon
15年ぐらい押し出しファイリングを使っている。クリアファイル整理法は面白いアイデアだと思うのだが、以下の点に破綻の匂いを感じてしまい、手を出せていないyanma.icon 通常のクリアファイルは短辺・長辺の二辺が空いている。管理する資料によってはクリアファイルから落ちる可能性がある
短辺だけが空いているものも存在するが、A4封筒よりは高価
十分な数のクリアファイルを持っていないとyanma.iconが整理を諦めてしまう
10枚で100円ですよ 増井俊之.icon
値段は問題にならないと思いますが
実践せずに心配だけされてるのなら、全くの杞憂だと思います
増井俊之.icon は押し出し式もクリアファイル式も何年も実践してから発言してます
中身が落ちることなんてありません 増井俊之.icon
完全に杞憂です
押し出しファイリングはLRUとMTFが物理的に働くがクリアファイル整理法は番号と中身の対応表(目次と呼ぶ)が論理的に動くのみ 探すとき
クリアファイル整理法の場合、最近触った順にクリアファイルを検索することが難しい。一応できるが、それは
「目次からk番目に新しい番号を得る→その番号のクリアファイルを物理的に検索して中身を見る」の繰り返しになる
この動作は計算機には簡単だが人間には辛い
なので、目次による検索が第一選択になるため、目次をある程度しっかり作っておく必要がある
押し出しファイリングの場合、前から順番に探索するだけで良い。時間が主キーであり、封筒につけた名前はあくまで補助キーであって、中身が何となく分かる程度の文字列でよい
大昔のファイルを捜すのが激しく難しくないですか? 増井俊之.icon
探そうとしたキーワードとファイルに書いてある名前が違ってて困ったことないですか? 増井俊之.icon
捨てるとき
クリアファイル整理法の場合、最近触っていない順にクリアファイルを検索することが難しい。一応できるが、それは(上と同様)
捨てた資料に対応する番号が欠番になるのも気になる。欠番になったクリアファイルに新しい資料を入れてもよいが、それは「新しい資料ほど新しい番号がついている」という関係性を破壊する
そんな関係性は不要という考えですね 増井俊之.icon
押し出しファイリングの場合、後ろから順番に探索するだけで良い
しばらく使ってないファイルを判別できないのは確か 増井俊之.icon
でもそういうものは捨てなくてもかまわないし 増井俊之.icon
コンピュータの方で検索履歴を残しておくのはどうでしょうか?takker.icon 探すとき
履歴の先頭の方の番号を見る
捨てるとき
履歴を降順にソートしてから先頭の番号を見る
:igyo:.iconbsahd.icon
押し出しファイリングは参照の局所性に頼っているので、「最近見ていないけど重要な資料」「新しいけどもういらない資料」対してはうまく働かないのだけれど、そういうものは少ないというのが野口先生の指摘だと理解している。クリアファイル整理法の目次は機械検索できるところに大きなメリットがあるのだが、目次のメンテナンスコストが高く付く。LRUとMTFは機械がやっているわけではないが、判断が介在しないのでメンテナンスコストが低い 最近見てないけど重要な文書はとても多いと増井俊之.iconは感じています
要するに自分の作る目次を信用していない
まぁ好き好きだと思いますが、破綻しないことは間違いないですね 増井俊之.icon
最近作ったファイルは番号が新しいのでだいたいリストの端にありますね
古いファイルを一時的に多用する場合は多少面倒はあるかも
クリアファイルから書類が落ちるなんてことはないです 増井俊之.icon
口をつい下にしてバサバサ落とすパターン
ただの間抜け
100-200枚も無理やり詰め込んだ挙げ句、重すぎてうまく持てず、バランス崩して落とすとか
無精してクリアファイルの口の方ではなく閉じてある方を持って中身をぶちまけるとか
私も落とすことめっちゃあるんですよ……システムというか人間側の問題もありそうyanma.icon
ポケット的で落ちにくいクリアフォルダ使えばいいかもしれませんね 増井俊之.icon
落ちても拾えばいいだけだし...
野口式は30年近く前に実践してましたが挫折しました 増井俊之.icon
封筒を用意したりラベルを書いたりするのが面倒だった
押し出しファイリングは家族とかで共用できないのも問題じゃないかな 増井俊之.icon
押し出しファイリング(おしだしファイリング)とは、経済学者である野口悠紀雄の提唱する書類の整理法である。超整理法としても知られる。「分類はムダだ」という考えに基づく。方法は、本棚に一定の区画を確保し、書類をひとまとまりごとに日付と内容を書いて角型二号の封筒に入れ、右から左に順に並べる。封筒の上の封部分は切り取る。新しい封筒や、一度取り出した封筒は一番左に置く。言い換えると、ファイルをアクセス時間順にソートする。そうするとよく使うファイルは左の方に集中するようになる。そうすることで、書類管理にかかわる精神的コストと時間的コストが大幅に節約できるとする。グループでの利用ではなく、主に個人での利用を想定している。 kentnkmr.icon
押し出しファイリング、ここでは批判されているし、データストアのあり方として全文検索の方が圧倒的に便利というのは同意する一方で、並んでいるのが「データ」ではなく知的生産の「道具」と考えたときに、「直近使った道具から順に並んでいる状態」というのは意味がある気がする。
逆に言うと、「都度キーワードで検索してデータ/アプリを取り出す」運用は、「直前に使ったものはまた使われる可能性が高い」という有用な情報を検索のたびに捨てちゃってるんじゃないかな、とか思います。
たとえばパーソナルコンピュータ上で複数のアプリ(道具)を高速に切り替えながら作業をするときを考える。macにおけるcommand+tab(Command+Tab論)や、iPhoneでのアプリ一覧表示(下からスワイプしつつ途中で離す)のとき、アプリが押し出しファイリング方式で並んでいる=使用頻度の高い順に自然と並ぶ、というのは面白い。とか。 加筆
sta.icon
検索結果が時系列に並んでいれば問題ないと思いますmoeki.icon
意見が食い違っているのは目的の違いではと思ったケースバイケースおじさん.icon