十分条件と必要条件
十分条件と必要条件
変数$ xの変域を$ Uとして、$ P(x),Q(x)を自由変数$ xの述語であるとする
は、このようになるcFQ2f7LRuLYP.icon
$ \{x|P(x)\}\subset\{x|Q(x)\}
例cFQ2f7LRuLYP.icon
変数$ xの変域を$ \Nとして、$ P(x),Q(x)を自由変数$ xの述語であるとする
$ P(x)が「$ x+1=2」、$ Q(x)が「$ x^2-3x+2=0」としよう
このとき$ P(x),Q(x)の真理集合は
$ \{x|P(x)\}=\{1\}
$ \{x|Q(x)\}=\{1,2\}
$ \{x|P(x)\}\subset\{x|Q(x)\}
このとき、$ P(x)は$ Q(x)の十分条件、$ Q(x)は$ P(x)の必要条件 である これは$ P(x) \iff Q(x)と同じ
table:if-then
A B A -> B
0 0 1
0 1 1
1 0 0
1 1 1
$ A \to Bを満たすには、$ Bが真であることが必要なので、$ Bが必要条件 という覚え方をしているbiwa.icon
$ Aが真の時、$ Bは真である必要がある。
$ Bが真の時、$ Aはなんでも良い。
微妙な覚え方だ
$ Aを仮定したときに、$ Bが真である必要がある という言い方もできる
覚え方としては本人が覚えられればなんでもいいけどロジックは微妙だなnishio.icon
「$ A \to Bを満たすには、$ Bが真であれば十分」とも言えるので。
あ、そもそも「$ A \to Bを満たすには、$ Bが真であることが必要」はFalseだね
AがFalseのときも満たすから。
$ A \to Bを満たすには、$ Bが真であることが必要なので、$ Bが必要条件 は、脳内からパッと出てくる言葉で、論理的に正確な説明は、下の二行で説明しているbiwa.icon
あー、なるほど、理解nishio.icon
わかる〜!!.icon「$ A \to Bを満たすには、$ Bが真の必要っぽさあるよね〜〜」逆わかる〜!!.icon「わかる〜」
ということね、それはわかる〜