ストックオプション
自社の調子が良いと儲かる
調子が悪ければ買わなければいいので損することは無い
権利行使にはいろいろ制限があったりする
Z年以内とかなんとか
増井俊之.icon はAppleのストックオプションを持っていたけど、行使は退職後ひと月以内という制限があった
だからすぐ行使して現金化したのだけど、その金でApple株を買っておけば今頃富豪だったかも...
頑張って自社の株価が上がると儲かるわけだから、社員が頑張るインセンティブになる
それは(大企業とかの)持株制度と同じかな?
会社がツブれても損することはないから安心
持株制度とかで普通に株を買った場合は損する可能性はあるが、ストックオプションの場合は損する可能性はゼロ
なんで損する可能性がゼロなんですか?erniogi.icon
株を買わなきゃ株で損するわけないです 増井俊之.icon
何もしなかったのと同じです 増井俊之.icon
なるほど…!給料のn%を時価の株で支給されるみたいな運用を勝手に想像していましたerniogi.icon
そういうのではありません。あくまで「購入する権利」です 増井俊之.icon
何もしなければ何もおこりませんし、ストックオプションのために金を払うことはありません 増井俊之.icon
<(既にある)株を無料でもらえる>という理解で合っていますか?erniogi.icon
株を無料で貰えるわけではありません。X円で買う権利を貰えてるわけです 増井俊之.icon
買ってすぐ売る処理をすれば、現金X円を払う必要もありません
スタートアップは、ストックオプション用の株のプールを用意しています 増井俊之.icon
新たに株発行なんてタイヘンですからね
そのあたり、どれぐらいプールを用意するか、みたいなのは難しいところなのだと思います 増井俊之.icon
ストックオプションで株買った後、会社が傾いて倒産する前に売るの忘れてしまったら(買った分は)損すると思いましたが、まだ理解が浅いでしょうかsta.icon
その場合は損しますnishio.icon
他には、会社が潰れなくても「買ってから売るまでの間」に株価がX円よりも下がれば損をします
普通は買ったときすぐ売ると思います 増井俊之.icon
いつでも買えるのですから、買ったまま置いておくメリットなどありません
ありがとうございますsta.icon
ストックオプションの(企業側の)メリットって何があるんでしょうか。自社株買いによる買い支えですか?erniogi.icon
良い社員を集められる可能性が高まるということです 増井俊之.icon
株は買ってないのだから買い支えとかじゃないです 増井俊之.icon
ストックオプションは超お得なんですね。持株会みたいなものだと誤解していたので、多くの企業がなんで用意できないのか疑問だったのですが… ストックオプションなら(将来的に化けるかもしれない)株を一定の価値で得る権利が貰えるなら絶対にもらった方がいいですねerniogi.icon はい、超お得です。持株会なんかと全然違います。 増井俊之.icon
古い会社にはストックオプションなんてないですよね 増井俊之.icon
そもそもそういうプールを用意してないからかもしれませんし、株価上昇もあんまり狙えないし? 増井俊之.icon
そういう制度や発想が日本には無かったのかもしれません 増井俊之.icon
もらった方が良いというか、スタートアップに就職するとたいてい自動的に付与されると思います 増井俊之.icon
だから就職のときはそのあたりはっきり調べる必要がありますね 増井俊之.icon
再度言いますが、ストックオプションで損することはありません。どれぐらいストックオプションが貰えるかは気にするのが大事です。 増井俊之.icon
調子の良いスタートアップに早めに参加してストックオプションをがっぽり貰っておけば、大儲けできる可能性は高いです 増井俊之.icon
お金の絡む話ですし「大儲けできる可能性は高い」という表現は「大儲け」とか「高い」の解釈違いで過大な期待を持たせてしまう危険性があるように思いますnishio.icon
「権利行使しなければ損得0」を基準にすれば「損することはないので貰った方が得」なのは正しい
上記の発言で「大儲けできる」と期待していた場合、そこが基準点になるので、結果損得0になったら人は「損をした」と感じる
具体的には上場しなかった場合と、上場したけども権利行使価格以上に株価が上がらなかったときには損得0になる
権利行使期間に制限があるケースも多いので「いつか上がればいいな」とも言ってられなかったりする
結局、契約条件次第
大儲けできる可能性が高いのは事実です 増井俊之.icon
もちろん契約条件次第ですし主観もあるわけですが、こういう主観を含む表現は許容範囲内だと思いますが如何
これが許容できないなら「...は面白い」「...は美味しい」みたいな表現もやりにくくなりませんか? 増井俊之.icon
私は「可能性が高い」としか言ってませんし、主観であることを示すために自分のアイコンも書いてます 増井俊之.icon
「Notaのストックオプションがあれば大儲けできる」なんて可能性は高くありません。あくまで一般論です。
「大儲けできる可能性が高い」が「面白い」や「美味しい」と同様の「主観」だと明記されたので、もう誤解の余地は無くなったでしょうから、問題はありませんnishio.icon
『Xであるのは事実だ』と書いても顔アイコンがついていれば十分に主観であることが表現されている」という考え方には違和感がありますが、このページで掘り下げなくても良いかなと思います。
確かに主観でなくても顔アイコンつけることはありますね 増井俊之.icon
しかし、何故私のコメントをそんなに問題視するのかは理解できないです 増井俊之.icon
いちいち主観かどうかなんて書いてられませんし、正しいと思って書いたことが間違ってる可能性もありますし 増井俊之.icon
Q: 何故私のコメントをそんなに問題視するのか A: お金の絡む話ですし「大儲けできる可能性は高い」という表現は...過大な期待を持たせてしまう危険性があるnishio.icon
私は「主観を書くな」とも「主観であることを明記せよ」とも主張していません
増井さんのある発言に対して「それは客観的であるかのように見えるて、過大な期待を抱かせる危険のある発言だ」と私が主観的に思ったから、そう書いているだけのことです
主観ですが、この表現が「過大な期待を持たせてしまう危険性がある」とは思わないです 増井俊之.icon
...とか、ストックオプションについて書いてると、昔ちょっと嫌な目にあったことを思い出した 増井俊之.icon
これについてはまた書きます
かな?
実名を出すと語弊がありそうで
この辺りも読んでおくと良い基素.icon
良い記事ですね 増井俊之.icon
あ、JSでFlash engineを作った人だtakker.icon
この記事に対するコメントに回答してる次の記事もすごくいいですね、色んな人の視点からの質問に答えてて多角的な理解の助けになりそうnishio.icon
gpt.iconストックオプションが儲からない代表的な事例は以下の通りです:
1. 株価が行使価格を下回る場合
ストックオプションは、事前に定められた価格(行使価格)で株式を購入できる権利です。しかし、企業の株価が行使価格を下回った場合、権利を行使して購入するよりも市場で株を購入した方が安くなります。この場合、ストックオプションは価値を失います。
2. 企業業績が悪化する場合
企業の業績が悪化し、将来の成長期待が薄れると、株価が伸び悩み、ストックオプションの価値が上がらない可能性があります。
3. 流動性の問題
上場前の企業が発行したストックオプションの場合、株式市場で自由に売買できないため、行使してもすぐに現金化できない場合があります。上場が遅れたり失敗したりすると、オプションの価値がほぼゼロになることもあります。
4. オプションの期限切れ
ストックオプションには有効期限があります。期限内に株価が上昇せず、権利を行使しない場合、オプションは無価値になります。
日本のSOに在籍の義務があるケースって多いの?nishio.icon
日本のストックオプション(SO)には、在籍の義務が付与条件として設定されるケースが比較的多いです。これは、従業員の長期的なコミットメントを引き出すためや、優秀な人材を確保するための仕組みとして利用されることが主な理由です。gpt.icon
じゃあ「もらっちゃったから捨てるのもったいないし転職できないなぁ」が発生する?nishio.icon
はい、そのような状況(いわゆる「もったいないバイアス」や「サンクコスト効果」に基づく心理)が発生する可能性があります。特にストックオプション(SO)に在籍義務がある場合、以下のようなケースで従業員が転職を躊躇することがあります。(略)gpt.icon
より良い給料で転職の打診があったけどもうすぐ上場するからストックオプションを捨てるのはもったいないなぁ、という気持ちで在籍を続けたら思ったよりも上場に時間が掛かってズルズル伸びた上に、上場したらすぐに株価が下がってしまいストックオプションを行使しても損ではないものの期待したほどの利益が得られず、これだったら捨てて転職した方が良かったなー、という愚痴を聞いたことがあるけどそういうことって割とあるんですかね?nishio.icon
そのようなケースは、特にスタートアップや未上場企業でのストックオプション(SO)が絡む場合に「割とある」話です。以下に、なぜそのような状況が発生しやすいかを分析します。gpt.icon
上場スケジュールの不確実性
上場のタイミングは市場環境や会社の準備状況に大きく左右されます。特に経済状況や規制の変更で上場が遅れるケースは珍しくありません。
従業員は「もうすぐ上場」と期待する一方で、それが数年先延ばしになることもあります。
株価のボラティリティ
上場直後は株価が大きく動くことが一般的です。期待が過剰に織り込まれて株価が初日に急上昇することもありますが、その後の調整で急落するケースも少なくありません。
従業員が高値を期待してSOを保持していた場合、実際の利益が期待を下回ることがあります。
心理的な「もったいないバイアス」
SOを捨てる決断は難しく、「もし大きな利益を逃したらどうしよう」という不安が残留を後押しします。
しかし結果として、転職機会を逃したことへの後悔が生まれる可能性があります。