アイスティー
大量の氷が用意できれば10分弱で作れるレシピ(リプトンティーパック2つで作ってます)
氷がなくても作れてお手軽で、ただし一晩冷やすレシピ
2024/7/8
Dancyu本当に美味しいアイスティーの淹れ方
アイスティーがおいしくならない大きな理由は氷にある。まず圧倒的に量が足りない。しっかり冷やすには紅茶と同量の氷が必要だ。冷蔵庫の製氷皿の氷でもいいけれど、思い切って市販のロックアイスを使ってみよう。「グラスに大きな氷が入るだけで、豊かな気分になります」。数百円で叶う贅沢だ。
茶葉 10g
水 500ml
氷 500g
湯はしっかり沸騰させる。たなびく湯気が天井に向かい、湯の表面がボコボコと沸くのが“沸騰”です。1L(1000ml)のアイスティーをつくるなら、茶葉の量は0(ゼロ)を二つ取って「10g」。きちんと計るといつでもおいしさのストライクゾーンに収めることができる。1000ml(=1000g)のうち半分は紅茶を淹れる湯、半分は氷。500gの氷を計量する。1Lの容器の場合、1Lの線まで氷を入れるとおおよそ500gになる。茶葉を入れた容器に、沸騰した湯を500ml(=500g )注ぐ。容器の線を頼りにしてもいいが、 正しい味を知るために、最初は計量するとよい。すぐに蓋をする。蓋をするのは温度を高く保って茶葉の味を引き出すためで、香りを逃がさないためではない。抽出時間は最低2分、長くて3分まで。小皿を蓋代わりにしてもよい。蓋を取り、柄の長いスプーンを差し入れ、容器の上部だけを優しく二回し。抽出した紅茶の上下の濃度を均一にするイメージ。氷の入った容器に、茶漉しで漉しながら紅茶を注ぎ入れる。氷:紅茶= 1:1 の黄金比が、紅茶を一気に冷やしてくれる。スプーンで数回かき混ぜると、全体がすっかり冷たくなって、氷が程よく残る。