Scrapboxは執筆に向いているか
sta.icon
執筆=5万文字以上のまとまった文章(sta.iconの経験は電子書籍、長文ブログ記事、リファレンスみたいなウェブサイト)を当該プラットフォームが要求するフォーマットで仕上げて公開する、としておく
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発散で使う
収束では使いづらい
という印象sta.iconsta.icon
収束するときは「文章」を書いたり構造を並べたり(markdownでいうと大見出し中見出し小見出し)するのと、全体を俯瞰して雰囲気というか世界観と言うかそういうのを統一する必要があると思っているが、これがScrapboxでは難しい
「ツールの力で俯瞰する」か「頭の中で展開するか」が必要
sta.iconは後者ができないので前者
https://gyazo.com/809c46e720e8ef3c571203992ff0d0b6
本文の俯瞰と構造(見出しによる目次)の俯瞰ができる
alt + up/downで次/前の見出しにジャンプできる
sta.iconはこれと出会えたおかげで万文字の長文を書けるようになった(それまでは手が届かない夢だった)
Scrapboxだとこれができない
ページに分けると閲覧時に遷移が必要だし、遷移には(オンラインなので)かなり時間がかかる
0.x、いや0.0x秒で移ってくれないとsta.iconの脳内はすぐにコンテキストを忘れてしまう
かといって1ページに全部書くと今度はスクロールに時間がかかる
見出し単位でサクサク遷移する、みたいなことができない
あと純粋に重くなる(1ページに10万文字書くとかはさすがに厳しい)
PCや回線の性能次第かもしれないが
nishio.icon
Scrapboxは、
有限のページ数の紙の書籍を、
ツリーで構築し、
きれいに清書して完成させること
には向いていない
https://gyazo.com/c29f8bf33c10fc801bd2eeb7d43befe3
もともと構造志向のツールではないので、「めちゃくちゃ本作りに向いている!」とはさすがに言えませんが、それでもやってやれなくないことは確かです。足りない機能に関しては(ある程度までなら)UserScriptで補うこともできます。 UserScriptで補ってる機能としては「ページ目次のメニューを作る」などがある、頑張ってるなぁnishio.icon
自分でこういうスクリプトを作れる人は「執筆」をする人の中ではレア
+1sta.icon
daiiz.iconさん作の書籍執筆支援ツール
ScrapboxをTeXに変換してPDFをつくるというツール suto3.icon