PostScript
1980年代は画期的だと思われてた
滅茶苦茶すごいと思った 増井俊之.icon
1990年代は普通だと思われてた
code: test.ps
0 0 moveto
100 100 lineto
stroke
showpage
みたいなのを送ると線が印刷される
こういうファイルをMacで開くとPDFに変換できる
昔はPostScriptプリンタというのがあった
上のtest.psみたいなのテキストを送って印刷することができた
送るデータが少なくてすむので良かったわけである
デカい文字でも小さい文字でも送るテキストは同じようなもの
しかしAdobeのライセンスが必要なので高かった
プリンタにログインして対話的に使うことすらできた
GhostScriptだと今でもそんな感じかも
現在はPostScriptはパソコンで処理するからPostScriptプリンタは要らなくなった
プリンタにはビットマップデータを送る
プリンタとコンピュータの間の通信が高速なのでPostScriptのメリットがなくなったということ
なので安いプリンタで問題なくなった
2020年現在、PostScriptプリンタなんて無いんじゃないかな?
業務用プリンタの一部の上位機種はPostScript対応だったりオプションだったりですね
PostScriptをPDFに変換するDistillerがパソコンに標準装備になったのだろうか? そうなんですが最近のパソコンだと普通にPDF出力できますよね 増井俊之.icon
それってDistillerの機能なのかと思ってたんですが
PostScriptがPDFに移行した話とか、とても面白いのだけどそういう資料を見たことがない
このまま忘れ去られるのだろーか
歴史的事実を知る者は多くを語らないから、いい加減な情報が後世に伝えられるのかもしれない
LaTeXのcompileで時々見かけますが、それだけですね 今は直接PDFに出力する処理系の方が使われるかな
PostScriptとPDFの関係は知られているのかなー 増井俊之.icon
PostScriptは美しい仕様の言語だけどPDFは違うと思うの
ポストスクリプトの基礎という2001年のメルマガ見つけました。
「ポストスクリプトの基礎 site:ricoh.co.jp」で探せばどんどん見つかりそう。。
PostScriptがどういうものか、はちゃんとした本や資料が沢山あります 増井俊之.icon
私がわからないのは、それがどうPDFになったのかという経緯です
なんか黒歴史の匂いがするのですが 増井俊之.icon PDFには、PostScriptの持っているプログラミング言語としての機能はなく、HTMLなどと同様のデータ記述言語となっている。 たとえばPostScriptのif やloopといったプログラム用命令は取り除かれている。一方linetoなどは残されている。 これはファイルを開いた場合にエラーが発生する可能性を小さくし信頼性を高めるためという事と同時に、PostScriptが持つ特徴の一つである、インタプリタによる実行環境への依存性を極力排除していく方向性からである。
なんかこれも説明がアヤシイですね...増井俊之.icon
PostScriptのループを展開するなどしてプログラミング要素なくしたのがPDFかと漠然と思ってたのですが、それは正しいんですかね
ループ展開というか、実行してみて描画命令だけ残したのがPDFなのかなと思ってました
あぁそうかも 増井俊之.icon
「linetoが残されてる」なんてアタリマエですよね
それがなきゃ描画できませんからね
「HTMLなどと同様の」なんてのも全然嘘でしょう
HTMLは、どの位置に何を描画するなんて指定しませんからね
マークアップ言語じゃないし
透明は理解できないくだりと、イラレのくだりにはびっくりしました
(4)Illustrator v8まで、Illustratorのネイティブファイル(aiファイル)はPostScriptで記述されていました。
透明を理解するためにPDFができたというのは本当ですか? 増井俊之.icon
Powershellがps1なのは何でだろうってちょっと思ってましたが、PostScript用の拡張子がpsだからなのでしょうね すでにあちこちで話題沸騰のAdobeの新しいエンジン
PDFをネイティブで処理できて、透明効果の処理もできちゃうらしい。
透明効果を含むPDFが処理できる…と、いうことは、わざわざフロント側で透明の分割やらしなくてもいいってことか!?
それなら、今主流のPDF/X-1aのように「透明は分割すること」が前提な規格は時代遅れになっていくよね。
PDFに透明を含ませる事が必要なのだとしたら、PostscriptFileにするのも不可。
Distillerなんか必要なくなって、アプリケーションから直接書きだされたPDFが「正しい」PDFという事になるのでしょーか。 In fact, a PostScript document is just a series of instructions which will generate a page after correct interpretation. As any other computer language, a PostScript program can contain errors — accidental or deliberate — that prevent us from getting the right page. For its very nature, a PostScript interpreter cannot gracefully recover from a document error; if this actually happens, it stops processing and informs the error, disabling access to the rest of the document that (possibly) was not containing any more errors.
一連の命令が正しく解釈された後にページが生成されるので、他のプログラム言語みたいにエラーが入ることもあった。その場合、解釈できずにドキュメントエラーになる。
他の不都合として、個別の印刷システムに沿った正しい選択(A4とか)しないといけなかったとのこと(A4しか使えないプリンタでA3指定するとダメとかなのかな?)
透明の話も載っているみたいだけど2つのセンテンスを読むだけで疲れた