FractalReaderの運営日誌 2024/4/28
2024/4/28
blu3mo.icon
ここからどこまでアクセルを踏むべきか考えている
大きくふたつの道が見えていて、
1. 今の日本語圏の自分の周りで集めた注目を元に、小規模だけど成り立つビジネスモデルを見つける
これが出来ないと、スケールしてもお金を溶かすだけ
(成り立たない場合はクローズする)
具体的には、定着するユーザーが確認できたら使用形態や属性に合わせて課金機能を実装する
2. 多少リスクを取って、他の所(英語圏など)でも宣伝してみる
出来る行動
英語圏で宣伝
自分のLinkedInで宣伝
様々なコミュニティにそれぞれの話題に沿ったフラクタル要約を投入して注目を集める
r/onepieceにワンピースの要約を投入するとか
ProductHuntとかに置いてみる
広告を打つ?
全く勝手がわかっていない
リスク
宣伝が上手くいってアクセスが集まると、集めた分だけお金が溶ける
リターンが不確実な今は$200くらいが背負えるリスクの限界だと思っている
そもそも口座に今$1000しかなく、定期収入はないので、口座のお金が食われると生活費が尽きる
まあ「生活費が尽きること」は借金すれば解決できるのでリスクリターンを考える上ではあんまり意味ないか
リターン
buy me a coffeeの投げ銭
現在$200ほど集まった
半分は元々の知人のサポートなのでカウントしづらいが、残り半分は本当のユーザーからの投げ銭
なのである程度のスケールが期待できる
これは嘘かもblu3mo.icon
あくまでもblu3mo.iconを知っている/新しく知った人が投げてくれただけであって、サービス単体で集まり続けるものではないかもしれない
(他の人の事例を聞いてそう思った)
僕もこっちの解釈nishio.icon
(スタートアップ的にしたいなら別かもしれませんが)逆にblu3mo.iconさん自体のクリエーター売りで行けるかも、ってこと?はるひ.iconinajob.icon
ファンをつける
FractalReaderの枠を超えて自分を売りたくはない気持ちがありますblu3mo.icon
まだ早い気がしている
他人からの視線、承認欲求の刺激、金銭的な刺激(?)があるなかで自分を保てるほど自分は強くない気がするblu3mo.icon
クリエイター売りをしだすとそれに自分の行動が左右されるのが想像できる
20代頭の時間の使い方がそれで左右されるのは微妙そう
そーかーはるひ.icon
(提案ありがとうございます、言語化の助けになりました)blu3mo.icon
多様なユーザーが集まった方が、お金を払ってくれる人を見つけやすそう
例えば、日本ではビジネスが成り立たないけど英語圏では成り立つかもしれない
API費用は万国共通だけど物価水準はアメリカの方が高いので
なんなら英語の方がAPI費用安いかも
英語の方が同じ金額で扱える文章量多そうだよねnishio.icon
投資を受けたスタートアップなら高速にフィードバックループを回したいからこのリスクを取るんだろうけど、今の自分個人で背負えるリスクではない
有料化するとユーザーが相当減りそうだからある程度は無料枠が必要
無料枠のチートを防ぐためにSMS認証をする?
オンラインソフトウェアでビジネスをするなら世界中の人と競争なので「手持ち資金が1000ドルしかない」とか「ビザ的に怪しいから」で足踏みするのはセルフハンディキャップだよねーという気持ちnishio.icon 客観的指摘ありがたいblu3mo.icon
誰でも獲得可能なもので組み立てると誰でも同様のスピードで模倣できちゃうから、なんらかの「持ってる人が少ないもの」を使えないかな、使えるものはなんでも使うマインドnishio.icon
なるほどblu3mo.icon
それはそうだなと思う
ハンディキャップをクリアする方法がないか再考してみる
「手持ち資金が1000ドルしかない」
お金を借りるとか投資を受けるとかの選択肢はある
今あると嬉しいのはせいぜい1000ドルくらい?
上手くいったとしてもそれ以上使うイメージが湧いていない
いや、仮に200ユーザーが毎日使ったら毎日100ドル溶けるので、一ヶ月で3000ドル溶ける
「ビザ的に怪しい」
行動を2週間早めるメリットにビザ関連怒られのリスクが見合うのか
正直リスクがどんなもんなのか分かっていない
日本で会社を作ったら解決する?
海外からやるのだいぶだるそう
というか個人事業主としてやるにしても開業届出さないといけない?
「リスクがどんなもんなのか分かっていない」という曖昧な「ビザ的に怪しい」によって、アクセルではなくブレーキを踏んでいるnishio.icon
「ビザの制約がある中で、最大限加速するなら何ができるのか」というアクセルの方向性の思考になってない
例えば「ビザの制約があっても、課金機能を実装して(リリースせず)少数の知り合いに頼んでクローズドベータテストをしてどのような課金スタイルが良いか調べよう」とか、前に進む方法はたくさんあると思う
(課金と一言で言っても月額定額サブスクリプションなのか、使うたび決済なのか、ポイント購入なのか、それらのハイブリッドなのか多種多様なデザインスペースがある)
「5日後から期末試験」
行動を1週間早めるメリットにGPAダダ下がりのリスクが見合うのか
勉強して?はるひ.iconnishio.icon
「五日後に期末試験」って情報は知らなかったwwwnishio.icon*3
心のどこかで「そんな高速に競争相手が現れるわけないだろ」と思っているblu3mo.icon
少なくとも運営コスパが高いサービスではないのは明らかなので、その点で多少は安心して良い気もしている
何と比べてどのように「多少は安心」なのかが曖昧だな
こういうところをもっと明瞭に考えられるようになると強くなりそうblu3mo.icon
正直、某N氏(笑)がクローンを作る可能性があると思った方が良いかとwnishio.icon
サービスとして正面衝突はしなさそうだけど
UIを自分の好き勝手にしたいとか、そちらに見えては困るデータを流し込みたい、異なるフォーマットのデータをそのフォーマットの構造を生かして流し込みたいなどの理由で
知見はフィードバックするつもりでいるらしいけどw
wwwblu3mo.icon
"運営コスパが高いサービスではない"は暗黙に現在のビジネスモデルを仮定してるなと感じたnishio.icon
たしかにblu3mo.icon
天才的ビジネスモデル設計力がある人が見たらもっと良いモデルを思いつくかもしれないblu3mo.icon
キーポイントは天才性ではないと思うnishio.icon 「天才なら思いつく」と表現することで自分との間に一線を引いてる印象がある
天才 or notみたいな分断ではなく、雑に「ビジネスモデル設計力Lv100」みたいなニュアンスで使っていたblu3mo.icon
自分はLv1だけど頭を頑張ってひねれば辿り着く可能性はあると思っていたblu3mo.icon
N氏の会社は既に顧客を獲得していて、それぞれの顧客がインターネット上に公開されない情報を抱えているため、その「公開されてない情報」の活用に有益な機能は顧客価値の上昇につながるnishio.icon なるほどblu3mo.icon
「企業等が抱える非公開情報」、LLMのfine-tuningの文脈でも聞くけど正直あんまり具体的なイメージが湧いていないblu3mo.icon しかもN氏はその企業グループの研究部門に属しているので、その活用に関する知見が集まること自体に個人的インセンティブがあるし、所属企業の側としてもN氏がその活動をすることに時間や予算を使うことにポジティブだろうnishio.icon
というあたりまではN氏の公開情報から容易に推測できるのではないか
並行して、この仕組みを会社に売れたりしないのか考えていたblu3mo.icon
しかし、どうやらツイートすると特許が取れなくなってしまうらしい 知らなかった
手遅れ〜
すべての公知行為
内部構造のことをTweetしてないから関係ない、どっちかというとScrapboxの方が問題、特許を取って有益かどうかはまた別の話、特許費用も安くはないし、特許を取ったからといって買い手がつくわけでもないnishio.icon
なるほどblu3mo.icon*2
なので、独占的に仕組み自体を売ることは厳しそう
僕が一日で作れる程度のものなので、わざわざ買わなくてもアイデア/UIを真似して自社で作ればいいと思われる
そもそも特許を取ると何が有益なのかあまり理解していないblu3mo.icon
「ソフトウェアだと特許でアイデアを守りづらい」みたいな話をたまに聞く
インターフェースのデザインでどこまで新規性を主張できるんだろう
たっか
せいぜい2~3万だと思っていた
業者に頼むと成功報酬込み30万するのか
多分それ日本国内のみの特許だと思うけど、それだと中国でもアメリカでも使い放題になる。国際特許にするなら100万くらいじゃないかなnishio.icon
なるほど〜〜blu3mo.icon
某新聞社の某研究所のインターンとして開発を続けて、そこで職務発明として特許を取るのはいかがと言われているblu3mo.icon
デフォルトでは仕事として産んだ発明も個人に帰属していて、個人と会社間の取引で会社にそれを受け渡すことができる。(ただし雇用契約で明示されていた場合は自動的に会社のものになる)
と理解したblu3mo.icon
いまのところフラクタル要約を個人開発サービスとして事業にするチャレンジの方に興味があるからいいかなblu3mo.icon 発明は個人に帰属するが、会社も発明者も互いがそれを使って競合サービスを作っても文句を言わないみたいなものを想像したinajob.icon
このパターンなら個人サービス作る上で良いのでは?
"いかが"と言ってる人が、"インターン採用"や"職務発明として特許を取る"を意思決定できる立場の人なのかが気になるところだなnishio.icon
意思決定できる立場の人が「うちにきてやらない?」と言ってるなら、ニーズがあるという兆候
そうでない人が言ってるなら、単なる「思い出したのでシェアしとくね」ってだけの話
こっちですねblu3mo.icon
商売の専門家はこれをどう見るのか気になっている(コストかかりすぎなので成り立たせるのは無理と言われる?)
課金しないと一定以上大きなテキストは入力できなかったり、3段階ぐらいまでしか要約生成しないようにすればいいのでは
具体例としてはDeepLの無料版が「課金しないと一定以上大きなテキストは入力できない」システムだねnishio.icon
https://gyazo.com/882b80aeba1dd370e579be4bac5cf9b3blu3mo.icon
この表示は真似したいblu3mo.icon
自分なら、完全有料サブスク(7日間無料トライアル)だけでも売れそうだから、そうしちゃうかもしれない。Cursorエディタみたいに自前でキーを入れる場合は無料、そうじゃないならサブスクとかもありかも?あとはもう自前でキーを入れるのを前提に、ツールとして買い切りで提供しちゃうとか。
買い切り何百円とか千何百円とかだったら即買うはるひ.iconnishio.icon
ただAPI費用は別負担っぽいけどwho.icon
まあ買い切りだとサービスを改善していくインセンティブが失われるよな感はあるnishio.icon
キーを入力するというリテラシーを持つユーザーに絞るのか、絞らないかは一つの舵取りになりそうsta.icon
OpenAI API(いやclaudeでしたっけ?)のキーを取得、は一般人にはできない
絞る理由が特に思いついていないblu3mo.icon
API Key入力、やるとしたらサイドオプションとして提供?ただ実装面倒かつ嬉しいユーザーが少なそうなので後回しblu3mo.icon
「使った分だけ払いたい人」にはよさそうですけど従量制プランで十分か...
現在進行形でプロダクトオーナー的な仕事をやっている人々の肌感を聞けて助かった
「(責任はもたないけど)別に不可能ではないのでは」的なメッセージとして受け取ったblu3mo.icon
励みになる
あまり使わないユーザー向けに従量制プランでも作っとく?who.icon
無料枠で人を呼び戻せる
そういえばこれから日本はGWなのかblu3mo.icon 2024/4/28
上で書いた「大きくふたつの道」は正確な認識ではなかったなblu3mo.icon
おっ「誤った二者択一」だ(名前はつけたがなかなかいい具体例に出会わないw)nishio.icon さらなる宣伝・英語圏での展開はどちらにせよするつもり。
いつやるのかが論点
1: 今すぐやる
この場合、今の無料垂れ流し状態で展開するのでお金が溶ける一方
過去の人の例を聞く限り、寄付にはあまり期待できない
n=1だけど
2: 課金システムを実装してからやる
この場合は 1) 誰もお金を払わなくて誰も使わない 2) お金を払って使われる のどちらかになるのでお金が溶けるリスクはない
3: 課金システムを実装し、日本語圏でビジネスが成り立つことを検証してからやる
この場合はさらに安心
課金システムを実装は意外とタスクが多い
法的にやらないといけないことを調べてクリアする
Googleアカウントログインを実装する
Stripeを組み込む
マネタイズの形態を決める
ビザ的にできれば日本にいたい (5/11~)
一方で、 日本語圏でビジネスが成り立つことを検証 は意外とさくっと一歩踏み出せるかも
「無制限プラン」というボタンを設置して、仮のWaitlistフォームに誘導する
Waitlistフォームの内容
とりあえずメルアドだけ?
「いくらなら払いますか」みたいなマーケ調査的な質問も置いてみる?
置かないかな。母数がそこまで多くないので、これで面倒臭がれて撤退されるのは困る
「今後一週間試験勉強に時間を費やしてFractalReaderを放置すること」に大きなリスクはなさそう
誰かが同じものを作って売り始めた場合に困る?
そうなった場合、一週間のリードがあろうがなかろうが事業力勝負で勝てる気はしないので問題なさそう
Twitterで軽くバズっていたサービスを一週間でコピーしてリリースする気概のある人は、ビジネスゲームを戦う前提で入ってきているはずblu3mo.icon
その人と戦いたくない
今後一週間の動きはこんな感じかな
宣伝
日本語圏Twitterで定期的にツイートして思い出してもらう
英語Plurality Book読書会で使ってもらう
それ以外はやらない
実装
課金システムの実装はやらない
実装に時間を使ったらGPAが破綻して大学院出願に影響が出る
Waitlistフォームを 1~2時間使って実装することは可能なので、やる
その他
Microsoft for StartupのAPI CreditとかClaudeの上限アップグレードとか、申請受理に数日かかるタイプのものをやっておく
1) 人がどの程度継続的に使うか 2) 課金に興味がある人がどの程度いるか を計測する
https://gyazo.com/bd06fc4c3601024d085fc10101fa10bc
とりあえずウェイトリストフォームに誘導
Pro Planがあるように見せかけて実はまだ用意できていないのは印象が悪い?
よくあるMVPだと思うnishio.icon
ボタンのリンク先が変な短縮リンクになってるので内部のリダイレクタで集計したほうが怪しさが減ると思いますbsahd.icon
(回線が細いと転送中のアドレスが出る)
実装にあんまり時間かけられないので気が向いたら後でやりますblu3mo.icon
ツイッターで反応してくれた人にリプライする仕事
https://gyazo.com/3337a906d57c0da5a91eb1f23b012867
一日ほど経って忘れかけた所にリプライを投げて思い出してもらう
リプライをきっかけにもう1アクションしてもらえることがあるみたいblu3mo.icon
うれしいblu3mo.icon
友人にも紹介します!!