セルフ・ハンディキャッピング
自らにハンディキャップを課すことで、たとえ失敗した時でも他のせいであると言い訳ができるようにして自尊心を守る。成功した時はハンディキャップがあるのに成功したと自己の評価をより高められる予防線を張る防御的な行為である。これらの行動に能力の向上や生産的な価値はない。失敗や成功の原因が自己の能力や努力ではなく、外部から与えられた要因にあるとすり替えて思いこむ行為だからである。 例:試験前にゲーム/掃除等を始め、あえて試験勉強を行わない
本来やるべきことを前にして、十分な準備を意図的に行わない、あるいはその妨害になるようなことを始める
成功時/失敗時の効果は前述のWikipediaの記事のとおり
試験前などに「全然勉強して(寝て)ねーわー」「いま体調悪いんだよね」「いやー苦手なんだよこれ」「やる気でねー」等の予防的な発言をし、周囲に広める行為
そういった発言が本当なのかどうかは場合による
仮に失敗しても周囲からの評価が下がらないようにするための事前工作、言い訳である
成功した場合に周囲からの評価が上がることも狙う
「何らかのハンディキャップがあったにもかかわらず自分は成功した」という姿を見せられる
実際に評価が上がるかどうかは場合による
当然ながらやりすぎると煙たがられる
どっちに転んでも自尊心が守られる、という狡猾さ(の多用)が忌避される?
あるいは成長に向かって努力しない姿に反感を持たれる?