ケイトウ
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ケイトウ (鶏頭、鶏冠、学名:Celosia argentea) は、ヒユ科の一年生植物。学名は燃焼という意味のギリシャ語に由来する。ケイトウの花が燃え盛る炎を彷彿とさせるのが根拠と思われる。 夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができる。その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。花期は5月から10月頃。10月9日の誕生花で花言葉は華燭。 概要
原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定され、日本には奈良時代に中国を経由して渡来した。かつては韓藍(カラアイ)と呼ばれていた。花の色は赤や黄色を基調とするが、橙、紫、ピンクなどさまざまな色の園芸品種がある。栽培にあたっては移植を嫌うので直蒔きする。種は嫌光性で、日光の当る場所では発芽しない。アルカリ性の土壌を好み、栽培は簡単である。 花穂の形状の異なる羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統がある。ヤリゲイトウでは尖っている。
「脳みそみたいな花」でググると久留米ケイトウやトサカケイトウについてのページがヒットする 関連項目
「鶏頭の十四五本もありぬべし」(けいとうのじゅうしごほんもありぬべし)は、正岡子規の俳句。1900年9月に子規庵で行われた句会で出された句であり、新聞『日本』同年11月10日号に掲載、同年『俳句稿』に収録された。 季語は鶏頭(秋)。「鶏頭が十四、五本もあるに違いない」ほどの意味で、一般に病に臥せていた子規が病床から庭先の鶏頭を詠んだ句だと考えられている。 元来評価の分かれている句であり、昭和20年代にはこの句の評価をめぐって鶏頭論争と言われる論争が起こり、以後も現代に至るまで俳人や歌人、文学者の間でしばしば論議の対象となっている。