「寒い」と「さみしい」の関係
from 2023/12/01
「寒い」と「さみしい」の関係
「寒い」と「さみしい」の関係が気になって調べたnishio.icon
錆
わび、さび
すさぶ
from 2023/12/01
「寒い」と「さみしい」の関係
さぶ
https://ja.wiktionary.org/wiki/さぶ
古典日本語
動詞:さぶ【寂ぶ、荒ぶ】
寂しく思う。
うらさぶる心さまねし久方の天のしぐれのながらふ見ればcFQ2f7LRuLYP.icon
古くなる。
色褪せる。
動詞:さぶ【錆ぶ】
錆が生じる。
https://ja.wiktionary.org/wiki/さぶし
(上代)寂しい
この時期の温度が低いことによる「寒い」に相当する言葉は?
「寒し」とは言っているcFQ2f7LRuLYP.icon
古代日本語(上代)における温度が低い「寒い」の例(日国)cFQ2f7LRuLYP.icon
(1)温度がいちじるしく低く感じられるさま。
略
(ロ)気温が不快なほどに低いさま。また、そのように感じるさま。寒気を感じるさま。《季・冬》
*日本書紀〔720〕天智称制一二月(北野本訓)「高麗国は寒(サムイ)こと極(きはま)て倶(え)凍(こほれ)り」
「寒」の訓
古辞書の方は後ほどcFQ2f7LRuLYP.icon
https://dl.ndl.go.jp/pid/2605220/1/1
*万葉集〔8C後〕一七・三九四五「秋の夜は暁(あかとき)左牟之(サムシ)白たへの妹が衣手着むよしもがも〈大伴池主〉
どっちも「さむい」「さむし」と「む」を使ってて、「さぶ」ではない
「寒い」と「さみしい」が同じ語源という説はなんか怪しいなあという気持ちnishio.icon
+1cFQ2f7LRuLYP.icon
国立国語研究所の広報室の見解だと、「現代の言語の科学としての日本語学にとって、語源論は、その中心的な研究対象や範疇に入らない」
さぶし の語釈cFQ2f7LRuLYP.icon
本来あるべき状態になく、また、本来備わっているはずのものが欠けていて、気持が満たされない。さびしい。
*続日本紀‐宝亀二年〔771〕二月二二日・宣命「歳時積り往くまにまに、佐夫之岐(サブシキ)事のみし、彌(いよよ)益(まさ)るべきかも」
*万葉集〔8C後〕四・四八六「山の端(は)にあぢ群(むら)騒き行くなれどわれは左夫思(サブシ)ゑ君にしあらねば〈斉明天皇〉」
*万葉集〔8C後〕五・八七八「言ひつつも後こそ知らめとのしくも佐夫志計(サブシケ)めやも君坐(いま)さずして〈山上憶良〉」
マ音・バ音の音変化が関わっていそうcFQ2f7LRuLYP.icon
なるほど、確かに活用形にも差があるnishio.icon
近世に全国のあちこちで「む」から「ぶ」への音韻変化が生じたようだ。そして言海に「さぶい」は無く...
寒いの意味の「さぶい」は近世に生じた
https://gyazo.com/cdc52ee61a7be63dfcf7f1736a813ef5
700~800年ごろには既に分かれていて、混ざってない感じnishio.icon
「さぶし」が「さびし」「さみしい」と変化
「さむし」が近世に「さぶし」と変化
その後で「この二つは似てる!」となった感
https://youtu.be/nUAMUPqqHWk
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