知識を出し惜しみしないようにしている
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インターン生や後輩など(簡単のためトレーニーと呼ぶことにする)に質問された時、すぐに全て教える人と自分で考えさせようとする人がいる。
私は前者のスタンスである。理由は単純で、トレーニーにとってもトレーナー自身にとってもその方が得だからである。
トレーニーが優秀で情熱的に仕事をするなら、渡せるものを全て渡してもより難しい壁に必ずぶつかるはずなので、今持てる全ての知識を使ってトレーナーでもわからない問題に取り組むほうが、生産性が高いから。トレーナーが一緒に取り組んでもいいし、トレーニーが取り組んで得た知見を逆に貰ってもいい。そうすればトレーナーの成長にもつながる。
トレーニングに限った話ではないが、とにかく低いレベルでごちゃごちゃやるのを早くやめて高いレベルで悩んで成長していくべき。
教えない勢には、トレーニングの意図で善意で行う人もいれば、自身が苦労して得た知見をあっさりと取得されるのが気に食わない・フェアではないという考えから、意地悪で行う人もいる。
フェアではないと思うかもだけど、そもそも時間の進む中で生きている以上先に取り掛かる人と後から続く人はフェアではない。だけど苦労して得た知見をすべて渡したとしても、その経験で得られるのは簡単に教えられる程度の知見だけではなく、広い視野や難題への取り組み方など色々あるはずであり、その価値は知識そのものに劣らないのでそんな小さな事を気にする必要は無いはず。気にするのは経験から学べない小さな人である。
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私も前者だけど、何かを誰かに教える時、どう教えると成長率が高くなるのかは毎度悩む。なんでもすぐ教えてしまってその子の血肉になるのだろうかみたいな。
ただいずれにせよその子が行き詰まってる場合はそれ以上時間無駄にしてもしかたないからすぐ教えるべきだとは思う。
知識を与えない理由として「出し惜しみ」の場合は本当に無駄
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オープンソースの話を思い出しました、
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微妙に違う話かもしれませんが、プロゲーマーのときどさんは情報を隠すよりも公開した人のほうが勝てるって言ってますね。