センテンイロウミウシ
#センテンイロウミウシ
#裸鰓目(らさいもく) #ドーリス下目
#イロウミウシ科 #アオウミウシ属
#隠鰓ウミウシ類
#HypselodorisDecorata
#Risbec
#1928年発見
#ウミウシ1260種 p.224
背面はクリーム色で白色縦線が数本入り、その間に紫色の細点が散布する。背面周縁は淡い橙赤色で縁どられ、内側は波型になる。触角褶葉は白色で3本の赤色の輪がある。30mmに達する。
#本州のウミウシ p.179
体地色は乳白色で、背面には暗紫色から赤褐色の細点が散布する。この背面の色は変異幅が大きいが、いずれも触角後方から鰓後部にかけて白色の細点が数本入る。また頭部と背面後部、尾部には白色の細点が散布している。触角は白く赤褐色の輪が1-3本ある。鰓は先端よりやや下方が白色。黒潮の影響を受ける海域では季節や環境を問わずふつうに見られる。25mmに達する。
本誌発売時点では #ニヨリセンテンイロウミウシ との区別があまりなかったようで、センテンイロウミウシの説明写真内に触角に輪が2個の個体(ニヨリセンテンイロウミウシ) が混じっている。
https://seaslug.world/species/hypselodoris_decorata
#ニヨリセンテンイロウミウシ と酷似しているが、触角の色帯が3本ある点が異なる
体の前後に白と紫色の細点がある
分布
ニューカレドニア、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、バヌアツ、マーシャル諸島
和名
背面に細線と細点多数とがあることによると 日本産アオウミウシ属の新種・稀産種・未記録種等 4 種の記載 にて提唱された
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にてシロウネイロウミウシと命名されたが、Baba, 1994 には触角の色帯が3本ある点が描かれているので本種がセンテンイロウミウシとなる
補足
日本のウミウシ 第二版 でシロウネイロウミウシの学名が Hypselodoris yarae とされているがこれは誤同定。 H. yaraeは頭部及び尾部に白点がない。
https://scrapbox.io/files/682d5928a866c453a3a7085b.png
#2025年 #5月 #愛媛県 #愛南
こいつはけっこう大き目のこ。
https://scrapbox.io/files/682d4160a6eb4b3a427e1f04.png
#2025年 #4月 #沖縄 #恩納村
にょーん
https://scrapbox.io/files/682cb8ec7e49fe01e5cbbd96.png
#2025年 #4月 #伊豆 #大島 #王の浜
広場にいたミニサイズの子。映えすぎる。
https://scrapbox.io/files/65f7ca2b43b68a0024afb6e7.png
#2024年 #3月 #沖縄 #レッドビーチ
全体的にクリーム色っぽい。所で顔の下の部分にも紫の斑点あるんだね。
https://scrapbox.io/files/65f402ed13ef82002561ff8f.png
#2024年 #3月 #沖縄 #ゴリラチョップ
この日センテンさん5-6匹みました。色とりどりなセンテンさんたち。
https://scrapbox.io/files/65f3de4948361e00259d3bbb.png
#2024年 #2月 #沖縄 #ゴリラチョップ
かなり点の多い個体。紫多いとちょっと汚く見えるのは気のせいですかね。
https://scrapbox.io/files/65f12a9cbb512b0024e3c270.png
#2024年 #2月 #沖縄 #慶良間諸島 #久場島 #紺瀬
正面から~。けっこう平たいフォルムの子でした。
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#2023年 #5月 #八丈島 #乙千代ヶ浜
触角に3本のオレンジ線を確認出来たので、センテンイロウミウシ!
https://scrapbox.io/files/646710d3686b69001c2b1217.png
#2023年 #5月 #八丈島 #ナズマド
触角3本橙ライン・・・のような気がする。