ムカデミノウミウシ
体は褐色から青白色、青紫色など変異に富む。背側突起は体と同色かそれに近い色彩で、やや長く、湾曲は弱く直線的。触角は体と同色で、先端が紫色。口触手には紫色の輪が数個入る。190mmにもなるビックサイズ。
ムカデミノウミウシ属。体は細長く、青色や褐色を帯びた半透明。背側突起の各群は扇状に並ぶ。色は青灰色や淡褐色など色彩変異に富む。背側突起は脱落しやすい。前足隅は触手状。本種は #褐虫藻 を宿す。白い個体は幼体で、まだ褐虫藻の素嚢が発達していないと考えられている 体地色は半透明の褐色から半透明の紫色など変異に富む。
体は非常に細長い。
背面正中線上に水色の縦線が入るものも見られる。
背側突起の各群は扇状に並ぶ。基部が黄白色になるものも見られる。
背側突起の色は青色から褐色まで変異に富む。
頭部に黄白色の色帯が入る。
触角は体地色と同じ色で、先端が紫色になる。
口触手は長いムチ状。途中に紫色の輪が並ぶ。
バリエーションが多く、隠蔽種が含まれている可能性がある。
190mmに達する。
学名はPteraeolidia ianthinaとされていたが、これはオーストラリアの固有種とされた
沖縄では極めて普通に見られるウミウシです。体の背側に多数の突起(ミノ)を備えています。
ヒドロ虫類( #刺胞動物 )を食べ #盗刺胞 する。沖縄の個体は色彩が地味なようで、本州のものはもっと青色がかっているようです。 刺胞動物のクラゲやヒドロ虫類を餌とし、刺胞の毒を体内に取り込み外敵から身を守っている。刺胞そのものを取り込むかどうかは定かではない。刺胞自体が個体に触れた瞬間、棘を発射してしまうからである。共生藻を体内に宿すことが知られている。共生藻が光合成を効率よく行えるように蓑を扇状に広げる行動をする。共生藻は孵化したばかりの幼体には見られないので、その後取り込まれると考えられるが、それは餌のヒドロ虫からではないことが分かっている。なぜならば、ヒドロ虫類は共生藻を持っていないからである。体内に共生藻を持つ意味は、まだ研究段階である。
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どこでもみつかる。
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ちょっと黄色味強めの個体。
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食事のせいかな?茶色い個体でした。沖縄のムカデミノはバカでかいイメージしかなかったんですが、コイツはそこまで大きくはなかったかな。
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ほんとうに無限にどこ向いても何匹もでっかいのが居ました。紫っぽいのと水色っぽいので色はいろいろ。
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幼体であろう。。。と判断したやつ。幼体だとカワイイネ。
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正中線状に水色のラインが入ってるタイプのムカデミノ
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長すぎてピントが合わない・・・もしくはカメラに収まりきらなくて困る・・・口触角短め、全体的に紫がかった色彩。突起も↓のレッドビーチの子よりも細くて多い感じがします。
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砂地の色に合わせて発達したであろう色彩の子。口触角の紫の輪が複数あることからムカデミノウミウシとしました。はじめて出会ったムカデミノウミウシ。ただただきもい。