まだ意味のない機械
本当の本当に滑り込んだ。本当は先週までだと思ってたし。時計の仕組みを使った水の上をスイといく機械がとても可愛かった。単純な仕組み(単純な技術ではない)なのに意思を持っているかのようにみえる。自分、もしくは生き物もここでいう(まだ?)意味のない機械ともいえるのかしら。
ノイズが動き出すと見えてくる映像。この仕掛けというか錯覚は見たことあったけど美しく表現しているものは初めてみた。メディウムもかっこいい。フレームレートの増減によって知覚閾値を行き来し、浮かび上がるのが「馬」というのが、映像史を感じていい。
「四角が行く」を見るのは3回目だった。ルール?展、文化庁メディア芸術祭25周年企画展、今回。何度見ても不思議で見続けられる。仕組みを教えてもらったとしても不思議だと思う。どう考えてもデジタル制御で、やっていることも機械的なのに、どうして暖かみがあるのか。すごい作品だ。他の作品もとてもよかったです。 2024.4.26 – 5.26
こっちかも