特別展「鳥」
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当たり前に時間が足りなかった。和食 ~日本の自然、人々の知恵~のときも思ったが、人数か閉館時間、規模感のどれかが間違っていると思われる。13時ごろに入って全部見切れないというのはなかなか厳しい。
とはいえ科博の内容は素晴らしく、かなり勉強になった。骨を見れば古口蓋類と新口蓋類の違いをわかるようになったし、なぜスズメ目がこんなにも多いのかや、そもそも目はどう分けるのかのような、生物一般に言えるようなことを鳥という具体例から学習することができた。
古口蓋類と新口蓋類の違い
鋤骨(鼻の真ん中を通るような骨)が太い
翼状骨の端付近に付く基翼状骨突起がある
頭蓋骨を支える梁のようなものが見えればこれ
なぜスズメ目が多いのか
小型化によって餌のニッチが少ない
遠くまで飛ばないので交配が偏り多様性が生まれる
例えばタカ科とミサゴ科は姉妹族だが、タカ科の方は256種類あるのに対しミサゴ科は1種類のみである。これはミサゴが繫栄していないのではなく、ミサゴは遠くまで飛びいろいろなところに生息するため遺伝子の偏りが起きない結果である。
目はどう分けるのか
遺伝子(種類)が別れた時期で目を分けている
といってもそもそも遺伝子配列から進化時期を推測するのは「分子時計」の考え方を使うので、結局何パーセント遺伝子が違うのかというだけではある。
時間が縦軸から横軸に変わっていて面白い
時間操作
2024年11月2日(土)から2025年2月24日(月・休)
国立科学博物館