アンドリュー・ワイエス展
https://gyazo.com/656c5ea18bef5ff6f61a4187234e7f4a
アンドリュー・ワイエス
アンドリュー・ワイエスについて調べたり考えたりしていたら長くなったので↑に切り分けました。
1階2階の展示は写真禁止
良かったと思うものを出品リストに丸つけてたら数多すぎてどうしようか
一個づつ見ましょう。
半分ぐらいの作品が丸沼芸術の森からの出展
https://wyeth2026.jp/images/home/list.pdf
オルソン・ハウスに関することが丸沼芸術の森所蔵なのか。
習作がめちゃくちゃ多かったのは丸沼芸術の森の影響?
同じモチーフに固執するような印象をうけたけどそもそも作品群に偏りがあるような気がしてきた。
https://arthur.io/art/andrew-wyeth
とはいえあまりにもなんどもなんども習作を繰り返しているので固執する傾向があるのも間違いないだろう
逆に言うと半分は違う場所からの展示で、これってもしかしてあんまないことなのではないかと検索をしているうちに思っている。
丸沼芸術の森からの作品のみで間に合っている展示も多いように見受けられる。しらんけど。
同じ人物をずっと書き続けるため、年表にモデルの死が記載されていた。
4人ぐらい書いてあった。ワイエス、もしくは妻ベッツィが長寿であることもあるかもしれない。
《美しき休息》1991がヘルガシリーズじゃなかった
流れ的にヘルガシリーズだとおもって見てしまった。
《マザー・アーチーの教会》(1945)
https://gyazo.com/ca7520b0b3511e55a70d413e28dde414
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/32458/pictures/5
朽ち始めている教会の天井を切り取った絵
窓から光が入り白い鳩が中に飛び込んでくる絵
要素だけ抜き取ると受胎告知に見える
そのように読み解けば、左にいるカラスはマリアになる?
連想ゲームですな
キャンドルみたいな白いのはユリかガブリエルか花瓶か
《スウィープ(1967)》
https://gyazo.com/281b389151c9bb75ceee835003c0dd22
https://rebeccaharp.com/2011/08/08/andrew-wyeth/wyeth-the-sweep-1967-tempera/
石垣に棒が横たわっている絵。めちゃくちゃかっこいい。
総じて人物画より風景画のほうが好きだったかも。これに関しては風景画かどうかもわからない
写真であっても面白い
《火打ち石(1975)》
https://gyazo.com/87b8ad4f4758d28457062299c4634db8
https://www.ebay.com/itm/176790754241
謎のECサイトが画質良い画像を持ってる。
鳥の糞がかっこいい
《鐘つきロープ》1951
https://gyazo.com/1ae5b61ff6b93c168d13379c47b6ee0e
https://www.ebay.com/itm/275471652318
謎のECサイトが画質良い画像を持ってる。
この縦長のトリミングがめちゃかっこいい
《洗濯物(1961)》
https://gyazo.com/ad2448d4a3ec60cdf8688fb768e1a3cd
https://www.etsy.com/listing/1644204404/canvas-or-print-light-wash-andrew-wyeth
謎のECサイトが画質良い画像を持ってる。
風を捉える。
見えないものが見える
かごの横に犬がいる
《うたた寝(1963)》
https://gyazo.com/5c7899b0f4ab03b5d6f023abd6070389
https://i.etsystatic.com/33904569/r/il/d2dfe0/6263197022/il_1080xN.6263197022_nv8d.jpg
謎のECサイトが画質良い画像を持ってる。
生でみるともっとふぁさふぁさにみえる。
身体に落ちるキャストシャドウと地面からの跳ね返り、その中に少し飛び出すハイライトなど、どのようにリアリティを出すかがわかりやすい絵。
いや、この画像だとわかりにくいかも……?
筆触が見えるとめっちゃ分かる。
《海からの風》習作 1947
https://gyazo.com/aa9675a6b9bc475dad208fb5e5567733
図7 上段左:《海からの風》習作 1947、上段右:《海からの風》習作 1947
下段左:《海からの風》習作 1947、下段右:《海からの風》習作 1947
出典:「アンドリュー・ワイエス 水彩・素描」丸沼芸術の森発行(2009)
https://note.com/wataei172/n/na74bd640c592
孫引き失礼……
これの下段右が《クリスティーナ・オルソン》の習作のうえから《海からの風》を書いていて、下書きとしてだからおかしいわけではないけど、それがわざわざ展示されることで細かく描写されたオルソンの顔と荒く流れるように描かれた海からの風がおかしな調和/不和を生んでいることに気付かされる。面白い絵だった。
窓→海からの風の習作→下段右→オルソンの習作→《クリスティーナ・オルソン》という流れが素晴らしかった。
《さらされた場所》習作 1965
この習作がとても面白い。
割れた窓から雨風が入ってこないように布を丸めて差し込んでいる様子をスケッチしている。
3階フロア
《モデルの椅子》1982
https://gyazo.com/d275ecb2a80ae715ce2c51377b991ec4
モデルとは「アン・コール」という女性のことだが、この絵には写っていない
作品名にあるモデルとはアン・コールという女性で、何点かの水彩に描かれましたが、この作品では、彼女が休憩した椅子と服だけが描かれています。その方がアンという人物を表しているとワイエスが感じた結果、モデル不在の作品となりました
キャプションより
《乗船の一行》1982
https://gyazo.com/d8d27f59c0d33b7487756b293182d2f1
一行というタイトルではあるが誰も写っていない
窓の奥にはヨットの帆のようなものが見える。
《納屋の猫たち》1993
https://gyazo.com/b5ba6917db0eb1091e566f5f79248598
これもまた猫は描かれていない
《薄氷(1969)》
https://gyazo.com/4bb1c706be90d9c61783785c08ea5586
抽象画っぽさがある。
三井住友銀行蔵
@mmww: 上野のアンドリュー・ワイエス展で気になった「氷塊I」という絵、愛知県美術館にワイエス夫妻から寄贈されたときに画家自身が「アメリカ人よりも日本人のほうが理解してくれそう」という理由で選んだ絵らしい。
https://pbs.twimg.com/media/HKyJu7KboAABqVa.jpg
https://gyazo.com/b104d0d863dfac04b2800f7276f2302a
東京都美術館お得意の造作。
ずっとモチーフにされてきた窓が最後に現れるのは確かにグッとくる
風を捉えたり、誰もいない不在の絵から人物や動物を想起させたりするのは、「見えないものを見せる」というところにあり、これはイリュージョンの最たるところで構図やモチーフから既にイリュージョンが始まっているといえるのかもしれない。
一個前に行った展示のジャッド|マーファ 展と真反対だ。
ジャッドのほうが一回り下だが同時代を生きた画家と言っていいだろう。
最後の部屋で流れていた映像がアンドリュー・ワイエスが使った技法の紹介で、おそらく絵画初心者向けの映像だったと思うのだが、全く絵の技法を知らなかったのでありがたかった。
テンペラ
テンペラが卵を使うものだというのは聞いたことあったが白身の方だと思っていた
ドライブラシ
水彩画を水を少なくして描く技法
指で筆を搾り取っていた。
2026年4月28日(火)~7月5日(日)
東京都美術館