ZK Coprocessor
Axiom、Brevis、Bonsai、Herodotusなど、特定の計算をオンチェーンではなくオフチェーンにアウトソースしてその計算に対するProofをオンチェーンで計算するようにした仕組み
AxiomはEthereumのブロックハッシュを起点としてtransaction proof、receipt proof、storage valueなどの検証を行う
Brevisは複数のチェーンにstate rootをコミットしてそれを元にstorage valueの計算を行う
オフチェーンの計算はブロックハッシュ、State proof、storage proofになっている?tomo.icon
Herodotusはオフチェーンの計算自体はブロックハッシュのみ (Chunk Processor) であり、そこを起点としてstorage valueなどを検証できるようにしている
Bonsaiは独自でzkVMをカスタムできるので、任意の処理 (厳密には制約があるはず) をアウトソースできる
一般化の基準でいうとBonsai > Brevis > Axiom > Herodotusという認識
BonsaiはGeneral zk coprocessorと呼ぶことができ、それ以外はSpecific zk coprocessorと呼ぶことができる
HerodotusとBrevisはInteroperabilityの側面が強く、AxiomはAttestation的な側面が強い
つまり、前者はCross-chainの通信のための検証に強みがあるが、後者はオンチェーンデータの検証・認証に強みがある
Interoperabilityの文脈ではこれらのZK CoprocessorをState Layerとして活用しているケースが多い
先ほどあげたようなHerodotusとBrevisは特に
これからはHyperbridgeのようなBlockchain Coprocessorも含めたCoprocessor Warの時代になるのでは?tomo.icon
長くプロトコルとして生き延びるにはどのCoprocessorにも対応できるようなModularityのあるInterfaceを提供することが重要