Hyperbridge
現在のMessagingではコンセンサス、State proof、state transitionなどの検証を使用しているが、オンチェーンで検証するとコストが高いことが問題
Committee-basedなものはセキュリティ的な問題がある
coprocessor model
zk-SNARKsやKZG commitmentを利用する場合は計算のproofを非常に小さくできるが、回路には大量のconstraintsがあるためauditが難しい場合やバグがないことを保証することが難しい
Ethereumのコンセンサスに利用されているCasper FFGを検証するには15分ごとに大量のバリデータのBLS Signatureを検証する必要がある
Optimistic rollupのような場合はcoprocessorがブロックを再実行してstate rootを導出する
zk-SNARKsを利用した場合は回路の中にstate transition関数が必要
blockchain coprocessor
PoSコンセンサスを利用してproofを検証する
Hyperbridge (= hyper-scalable bridge)
Polkadotをコンセンサスレイヤーとして利用してeconomic securityを獲得する
コンセンサスの検証、state proof、state transitionの再実行を複数のパラチェーンで実行する (parachain core)
複数のチェーンからのメッセージをそれぞれのチェーンで検証された1つのzkコンセンサスとstate proofにaggregateできる
接続しているチェーンはブロックを再実行できるのでfull nodeのセキュリティを確保できる
state proofを検証しているので、メッセージの送信だけではなく、データの取得も実現することができる
ユースケース
Optimistic rollupのwithdrawalを高速化させる
こういうプロトコルを開発してみたかったです、、、tomo.icon
参考資料
Introducing Hyperbridge: An Interoperability Coprocessor