市場の失敗
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市場の失敗(Market Failure)とは、「市場が効率的な結果を残せていない状況」のことを指し、このような状況下で”利己的な判断”を続けていくと、一般市民にとって好ましくない状況が悪化していくことになります。 俗に言う『大きな政府』の支持者たちは、これらの失敗を是正するために、政府による介入を増やすことを支持、問題点を分類した上で議論しています。 自由市場では、排除不可能で非競合的な公共財を提供するには不適切です。
排除不可能とは、商品やサービスを使用せざるを得ない状況のことを指しています。
特定の人物が商品の利益を享受できる状態にすると、対価を支払わない者も同様に利用できてしまうため、利益だけを得ようとします。
支払いをせず利益だけを得ようとする人々が増加すると、フリーライダー(タダ乗り)の問題が起きて供給が過少となり、結果的に「有益な公共財が作成されにくくなる」という現象が起こり得るのです。
「国防、警察、ダム」などは、純粋公共財の例ですが、自由市場のメカニズムに任せていた場合、プロジェクトの資金調達が困難になりかねません。
よって、建設に関する資金調達の役割を政府が担うことで、生活に役立つ公共財が建築され、一般市民が恩恵を受けることが出来るようになるのです。
/emoji/twitter.icon ── Blockchain contracts will create public projects with more consumer choice. うーん、これは大勢の人々が公共財に参加〜という文脈なんだけど、それってただのtoCで徴収でスケールメリットっていうだけのパワー的解決で、ミクロ経済学的な解決はできてないhttps://t.co/E0IX5wPuAZ