ピッツバーグ便利帳
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ペンなど、アメリカ製は質が悪いです。日本製のペンも入っては来ていますが、レアです。シャーペンは余り売っていません。ノートの紙質も悪いです。
口座の種類
銀行のサービスで日本と大きく違う点は、チェック(小切手)が使えることです。毎月の家賃、電話等の支払い、クレジットカードの決済は通常チェックを送付する形で支払いをおこないます。以下は主な口座の種類です。 Checking Account: チェックが使える口座。
Checking Account with Interest: チェックが使えて利子もつく口座。
Saving Account: 日本でいう貯蓄預金に相当する口座。
チェックが使える口座はアメリカでは必須です。これに加えてまとまったお金のある方はSaving Accountを作られるのが一般的でしょう。
日本でいうCDやATMにあたるものは、ATMもしくはMAC (Money Access Center) と呼びます。年中無休で24時間使えます。日本では夜間にATM利用手数料が高くなったり、深夜はサービスしていない場合がありますが、これは米国のの制 度が日本に入ってくるときに変わってしまったものです。アメリカではATMは年中無休であり、また時間帯で手数料が増えることはありません。(ただし、日 没後に屋外など暗い場所のATMを利用することは、安全性の問題から勧められる行為ではありません。) ATMでは預金の引出しなどの他にも、他人から受け取ったチェックを預金できます。口座と別の銀行のATMを利用すると、口座を開いている銀行からの手数 料と、利用しているATMの銀行からの手数料の2つがかかります。ATMは現金(紙幣)とチェックの入金が可能ですが、必ず備え付けの封筒を利用した上で ATMに入れて下さい。封筒を使わずに入金して○百ドル紛失したケースもあります。 チェックの入金は銀行でもATMでも可能です。銀行ならdeposit slipを記入してチェックと一緒に提出、ATMならチェックの裏のendorsementの所にサインして、備え付けの封筒に入れて、depositを 選択した後ATMに飲み込ませます。入金は当日かその翌日になります。
各銀行とも Telephone Banking サービスや Internet Banking をやっています。電話でやWebで残高照会、口座間の振替などの操作ができます。
個人売買の場
帰国・引越しにともなって身の回りの物を売りに出す「ムービングセール」や、その他の個人売買は、以下のような所で情報収集ができます。 pgh-jメーリングリスト - 当便利帳と連動した、ピッツバーグ在住の日本人が1000人以上購読しているメーリングリストで、ムービングセール情報が多く掲載されています。 Craig's List - 日本人に限らないピッツバーグ住民との個人売買の場。より大量の情報が見つかります。
大学キャンパス内の掲示板
アパート内の掲示板（各居住者向け）
基本的に日本人が普通に使っているレベルの家具、ソファであれば、外国人にとっては確実に"綺麗"レベルでまかり通ります。日本人目線ではなく、アメリカ人目線での評価をおすすめします。
アメリカ人等へ売買すると、大きな家具でも基本的にはすべて自分たちでトラックやサポート、大きな車を手配してやってきますので、手伝いのことなど考える必要がなく気楽です。
Craigslistで高額な商品を出品した場合、先方から「先にcheckを送るから、それを受け取ったら郵送してくれ」等のチェックを使っての取引を頼まれることがありますが、その多くは詐欺ですので、ご注意ください。チェックが送られてきて、銀行に入金した場合、一時的には機械により認識されて入金されるのですが、その後の審査で通らずにそのお金が入金されません。さらに、買い手より「チェックにミスがあったから、送り返してくれ」と言ってきて、逆にお金を取ろうとしてくるケースがあります。取引は現金縛り等、確実な方法をおすすめします。
Craigslistに出品すると、ほとんどのケースで値下げ交渉をしてきます。買う、と決めてきてからの値下げも当たり前にあります。なので、売りたい値段 + 数十ドルは多めに金額を盛って出品し、値下げ交渉をされる前提ですすめることをおすすめします。こうすると、たいてい自分が売りたい金額よりも高値で売れます。(齊藤 March 2016)
個人売買における注意
pgh-j(旧cmu-j)メーリングリストでの生の声や編集者の見聞をもとに、個人売買における注意事項を以下に挙げます。
個人売買ではマージンがなく、売り手は高く売ることができ買い手は安く買うことができる一方、お店との取り引きとは違ったリスクがあることも忘れてはなりません。
個人間決済のページも合わせてご覧ください。
売り手の方への注意点
売り手は取り引きの告知の際、メールやポスターにおいて、商品の情報や値段はもちろんですが、商品の説明や状態、連絡先 (住所、電話番号、メールアドレス等) や取り引きのルール、条件をきちんと明示しましょう。
ムービングセール情報送信一分後に返信のあった一番手の方のメールが迷惑フォルダに分類されたため、ニ番手の方に販売の約束をしてしまい、一番手の方の問い合わせにより一番手に販売することになったという事例が報告されています。売り手の落ち度による一方的なキャンセルは買い手にも迷惑がかかりますので、注意しましょう。
「車を個人売買するときは、知り合い同士でも、きちんと前金などをいれてもらうことをお勧めします。売主、買主とも、何か事情で約束通りにいかないことはどうしてもあり得ます。帰国の直前で、忙しくて、最後のピッツバーグを楽しもうというときに、うまくいかないことが起きるのは、あまり楽しい状況ではありませんね。売主の方も面倒でも事前に中古屋に出向いて、査定をしてもらって、買主の方が直前でキャンセルした場合、約束のお金との差額分ぐらいを前金でいただいておくというのは、合理的な気がしますし、事前に調べておくことにより、いざというときの対処がやりやすくなるのではないでしょうか？このような契約は、日本人としては、少し抵抗のあるかたも多い（私もそうですが）と思いますが。事後に処理すると処理できたとしてもお互いにあまりいい気がしないものですが、事前にお互いが合理的に納得のいく範囲で処理しておけば、さっぱりといくのではないでしょうか？便利帳/pgh-jを読んで、これから車を個人売買で買おうと考えてる方も、帰国する人の状況を慮って、前金をいれるなどの処理に協力してあげて下さい。近い将来、自分も帰国して、売主側の立場になる可能性も高い訳ですから。」(影浦 Oct 2002)
買い手の方への注意点
買い手は購入前に、商品をきちんとチェックしましょう。疑問／要望は購入前に解決しましょう。
購入が決定したら、きちんと買いましょう。やむを得ず購入をキャンセルする場合は、迅速に売り手の方に連絡を。売り手側は、帰国日程が迫る中、やっと売れたと思った物が「キャンセル」になると困ってしまいます。買い手の人も数年先には自分が売り手になるかもしれないのですから。
買い手・売り手両者への注意点
車の売買に関しては、買い手側がPA州の免許証かPhoto IDを持っていないと購入できません。詳細は自動車売買を参照してください。
「ムービングセールに関してしばしばトラブルを耳にします。 pgh-j上でのムービングセールは、帰国される側が渡米されてきた方に売るケースが多く、(1)買い手が慣れていない、(2)トラブル発生時には既に売り手が帰国済み、(3)個人間での保証契約はなかなか難しい、などの理由で買い手が泣きを見るケースに終りがちです。売り手側はできる限り正確な内容を説明する、買い手側は支払の前に十分品物のチェックをするなどし、双方が納得の行く形で話を進めて下さいます様お願いします。」(管理人によるお知らせ May 2002)
価格、条件、引渡し／支払日程など、合意に至ったこと／過程を、できるだけ形の残る物として残しましょう。例えば一筆書きや電子メールなど。口約束による「言った／言わない」のトラブルを防げます。堅苦しいかも知れませんが、コミュニケーションを明示的にすることで、トラブルを防ぐ努力をしましょう。
領事館はクレイグリストの個人売買で起きた凶悪事件について注意を呼びかけています1。特に日本人以外と合うときは、安全に気をつけてください。 以上のことをやっても、トラブルが起こるかもしれません。見知らぬ個人同士での取り引きににおけるリスクを承知した上で、取り引きに参加しましょう。
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