「知識」という生産手段を所有する
public.icon
from サービス労働者の尊厳に関わる問題
マルクスは、資本主義が社会にもたらす最大の変化は働く者の疎外であるとした。
彼ら働く者は生産手段をもたなかった。ますます高価となっていく機械を資本家から貸し与えられて、初めて生産することができた。
知識労働者もまた生産の道具を必要とする。
道具を扱える専門家
しかも、おそらく知識労働者が必要とする道具に対する資本投資は、いかなる肉体労働者の道具に対するよりも多額である。しかしそれらの資本投資は、彼ら知識労働者が所有する知識という生産手段が伴わないかぎり、生産的とはなりえない。これに加えて知識労働者に対する教育投資は、肉体労働者に対するものをはるかに超える。
肉体労働者(≒サービス労働者)に比べて、知識労働者は教育投資(学習)のコストが大きい
しかし、知識労働者自体が創造的破壊#60dc71ff09c5f20000a4d246で述べられているように学習できると思う
知識労働者は監督されえない
専門家はマネジメントできない
/nishio/知識社会は上司と部下の社会ではない