Civichatがなぜ国家にとって必要か、直近で行っている事業について
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社会保障制度の概要
社会保障費は毎年増加し、制度の数自体も増えて複雑性が増している
1. 社会保障費の遷移
制度そのものの分配予算
https://gyazo.com/268c04f1d912a5c2c56f55b42935e4e7
社会保障費の割合
https://gyazo.com/b92d78843ec6c1fccb35a715b7a2932d https://gyazo.com/59a53c2668fb0ee27ef907ed305120b4
2. 制度数の遷移
支援制度が増えて複雑になっている
https://gyazo.com/6d0dea030892799e8fda1277f2a63cec
予防なき治療
最終的な制度である「生活保護」にいく前に、他の制度を使って苦しい状況に陥らないようにするのが大事だが、申請主義という壁が存在している
本来は最低限のライフプランを守るために社会保障制度が整備されている
https://gyazo.com/dedfcb37243845712d773b91bb80cae0 https://gyazo.com/9e0ec36569625d6e33ada8dc150ab509
1. 社会保険制度・労働保険制度
2. 求職者支援制度
3. 生活困窮者支援
4. 生活保護
ひどい状況になる前に、最適な支援制度を受けることで「第3のネット」を使用しなくて良くなる
https://gyazo.com/e638b2c65a74cd3b2742ca1077e5d127
以下のものは、早いうちに利用することによって後からするよりも費用対効果が高くなる代表的な例
教育システム
医療システム
最適な職のマッチング(雇用の流動性)
しかし、申請主義のせいで「制度があっても知らない」状態になっている
そもそも自分が受けられる行政サービスを把握することが出来ない
https://gyazo.com/a87339d748fc76cb68ba441e684edc77
この時点で「制度を早めに受けたほうがいい(受けさせたほうが安く上がる)」「制度の利用ハードルが高い」と矛盾している。"予防なき治療"になっている状態
確実に経済的合理性がある投資を推進する
なぜ予防なき治療が起こっているかというと、公共制度の積極的利用によりトータルでの社会保障費削減に自信が持てないから(仮説)
投資における科学的なソースが不足している、制度利用がどれだけ中長期で社会保障費を減らすことができるのかを示さなきゃいけない
このための座組みとして。SIBなどが考えられる
検証出来次第、Civichatのような申請主義を是正するサービスが経済的合理性を持つようになる
制度の推薦=すでにある社会保障という資源をマッチングさせる
パレート最適になるように組み上げる技術
https://gyazo.com/90a30f54147df5964478f6c87d5ba164
短期的には経済的合理性がないけど「正の外部性」を持つものに対する公共財のマネジメントが、本来行政府の仕事なはず
事業構造について
長期的には、先ほど上げた課題の「制度マッチングの最適化」における正の効果の部分を狙っていきたい
https://gyazo.com/355aa3146f0c52f6c291a9832df94927
1. Civichatによる市民向け一括窓口
2. マーケティングオートメーションを活用したアウトリーチ(プッシュ通知)
3. デフォルト申請
短期的には、すぐに人件費を削減できそうな部分の訴求でいく
https://gyazo.com/c32681a18f621d29e4ea675ace5c9457
この問題を解決するために、一部の自治体は「手続き窓口」とは別に、「相談窓口」を設置し始めている
しかし、一括にしたため窓口自体の作業量が多く、職員教育の問題でスケールしない
自治体職員の窓口対応のコスト削減
窓口対応には「市民が相談しにくる→ヒアリング→最適な制度提案」という流れがあるのだが、その部分を効率化する
https://gyazo.com/039084d1e012b31634e44655ca3f59f7
プロダクト「Civichat」および提供サービス
https://gyazo.com/cf9dd3882fa6ebf8d0fe5f92c6c440e4 https://gyazo.com/af0f6f63b00661bbf6077daf2663768d
1. 制度アウトリーチ
2. デジタル窓口の開設
3. 窓口職員へのCivichatサービス利用
現在進行中の案件では、このレイヤーをすすめている
https://gyazo.com/474e0e02dd1cb21d39101da42dd7a0db
制度推薦の中でもなぜCivichatが優れているか
利用可能なものを抽出できるアルゴリズムを採用しているから、選択格差を減らすことができる
https://gyazo.com/bc5393c09ca50bb93a3f7559ea74064f
Civichatを実際に制度を知ることができるのか?: 「はい」
防災について備えることはあれど、貧困に備えることはないという問題意識から防窮訓練というものを実施した https://gyazo.com/79b2546c2fa1d7a3fd5bfa394d7b6702 https://gyazo.com/2ea7de2b422a25d918eb9094ff3cdac2 https://gyazo.com/9fb15b519fd8e7119090ff9d0d42562c
https://gyazo.com/4afc79cf97df0e74a3b8f01f44fdd65b https://gyazo.com/5985f476320e78561f7e26c8e4521cbe https://gyazo.com/5907788ef3c7e2eea5654d1f37a1e316
Civichatを使うことで、いざというときに自分が利用できる制度を知ることが出来た
①知っている公的支援制度:1.0→2.9(27%は事前に知っている制度がない=生活保護も知らない)
②貧困におちいってもどうにか生きていけそう:2.4→2.7
③公的支援制度を利用するのは恥ずかしいことではない:3.4→4.0
④貧困を切実な問題だと感じたか:(事後のみ)98%以上が「はい」
⑤自由回答の一部:自分がその立場になった時に,この制度を探すシステムを使うことで,本当に自分がなんの制度を選択すればいいのか明確にわかってとても便利だと思った