ハギス・ハンター
スコットランドで捕獲されるハギスは、ジェームズ4世の時代に保護されたものが野生化したものである。このハギスは、特定の地域に生息しており、捕獲が制限されていることから、純粋な野生種とみなされていない。現在でも、狩猟ライセンスを持つハギス・ハンターのみが捕獲することができる。 ハギス・ハンターは、認められた狩猟期間(10月から2月)以外はハギスの保護につとめることが求められる。
ハギス・ハンターはハギス連盟(ジェームズ4世勅許・ライセンス保持者による合議会)によりライセンスが発行される。このライセンスは定数のみ終身で、ライセンス保持者の死亡により欠員が出た時点で、ライセンス希望者が審査される。一般的には、ライセンス保持者の親族には有利とみられている。 著名なハギス・ハンターとしては、左足の長いハギス(野生のハギスモドキ)を捕獲することの多かったクレイグ・ハーンがいる。彼は、ダンディー出身であり、右回りのダンディーと呼ばれた。