仮想人格(精神知性体)
概要
人間の知性とは、超時空体における精神的知性体が人間に寄生したものが源泉である。 仮想人格とは、その知性体を導引機械によりプログラム化し、人為的に他者へと移乗するプロセスである。 超時空体に棲息する知性体の一種。 生命体に寄生し、知性を与える。 精神知性体の中には、仮想人格の他に他者へ寄生する方法として、ウィルスとして知られるものがある。特に知られるのが、吸血鬼として知られるワラキアウィルスである。 かつて存在した宇宙では、ミディクロリアンと呼ばれていた寄生知性細胞がある。
アリシアとして知られる存在は、知性体の結晶化に成功し、物質として装着することを可能とした(アリシアのレンズ)。 機械主義者はある種の義装において、オペレーティングプログラムとしての知性体をその義装に導入している。肉体以上の能力を持つ義装は、人間の持つ制限を越えたものもあり、超時空体の介在無しでは、動かすことが出来ないからだ。 通常の仮想人格でも、肉体の能力を超えるような技能を導入された場合において、仮想人格がその能力差を埋める働きをする事がある。本来の筋力以上の力を発揮し、重い物を持ち上げたりすることができるのもその一例である。通常、人間はその能力の全てを使っているわけではなく、潜在能力には余力があり仮想人格はその力を引き出すことができる。これは逆に言えば、本来の能力に制限がかかっているともいえる。 この超能力を引き出すことを可能にするのが仮想人格であり、熱い魂である。熱い魂とは、人間に寄生し知性を与えている精神知性体の一種であり、超時空体により選ばれた者だけが持つ。