割り込みと脱線
計画していないタスクが発生することもあります。それを〈割り込み〉と呼びます。気まぐれな上司からの仕事依頼かもしれませんし、取引先からの電話かもしれません。水道管の破裂のようなハプニングもあるでしょう。そのような割り込みタスクは〈緊急タスク〉と呼び、優先順位が最大となります。 割り込みとは違った形で、計画を外れることもあります。それが〈脱線〉です。こちらは外部要因ではなく、内部要因(飽きた、詰まった)によって発生します。その場合でも、あらかじめ計画していなかったタスクや行動を実行することになりますが、それらは緊急タスクではありません。 どちらも計画をかき乱すものであり、抑制することがタスク管理では求められます。しかし、発生してしまった緊急タスクはどうしても対処しなければなりませんし、緊急タスクは一定の確率で必ず発生します。つまり機能する計画を作るには、緊急タスクの発生をあらかじめ織り込むことが必要です。
玄武.iconタスクシュートはシンボルエンカウントの極みだと思います。 GTDはあらかじめランダムエンカウントを想定して、シンボルエンカウント化していくように思えます。