Xだと言っていやXじゃないよと言われたい
是非はさておき(是非も調べたいところではあるが)、こういう現象?思考パターン?を何と呼ぶのか知りたい
Gemini 2.5 Pro.iconに聞いたところ、試し行動というキーワードが関わっているらしい
scrapboxで全文検索してみたら、いくつか言及しているprojectがあった
こういうやつ
https://gyazo.com/e398e831131572cd1bd3658271149d50
from 税金で買った本 152冊目 情報サービス演習Ⅱ
こういうことをしがちtakker.icon
しかし本当に止めてほしいから言っているのか、自分の気持ちがわからない
「無意識に止めてほしいと思っている」とは言えるかもしれない
(以下、箇条書きに対するGemini 2.5 Pro.iconの返信は、takker.iconが箇条書き形式になるよう編集したもの)
takker.icon
こういうのを何と呼ぶのか、一般的な用語もしくは(行動)心理学における専門用語があれば教えてほしい。
ついでに、もし可能であれば、これらの用語?思考パターンをより深く学べるブックガイドを作ってほしい。
ねんのため添付したファイルで引用している画像を、このチャットにも貼り付けておく
Gemini 2.5 Pro.icon
ご提示の画像や状況で示されている「『やめるかも』と言って『やめてほしい』と相手に言わせたい」といった思考や行動は、心理学、特に日本の臨床心理の文脈で**「試し行動(ためしこうどう)」**と呼ばれることが多いです。
これは、相手の気持ちや愛情を確かめるために、わざと相手を困らせたり、本心とは逆の言動をとったりする行為を指します。自分のことを本当に大切に思ってくれているか、引き留めてくれるかなど、相手の反応を見ることで安心感を得ようとする心理が背景にあります。
## この行動の背景にある心理
試し行動は、いくつかの心理的な概念と関連しています。
甘え(あまえ): 精神科医の土居健郎が提唱した日本文化に特有の概念です。相手に受け入れられ、依存したいという欲求を指します。自分のわがままや未熟な部分を、相手が受け止めてくれるだろうという期待が根底にあり、試し行動もその一種と解釈できます。
愛着理論(アタッチメント理論): 幼少期における親との関係性(愛着スタイル)が、大人になってからの人間関係に影響するという理論です。特に、親から無条件の愛情を受けられなかったと感じている場合、「不安定型」の愛着スタイルを形成しやすくなります。このタイプの人は、相手の愛情を常に確認しないと不安になり、試し行動に走りやすい傾向があります。
自己肯定感の低さ: 自分に自信が持てず、「ありのままの自分は受け入れられないのではないか」という不安から、相手を試すことでしか自分の価値を確認できないケースもあります。
甘えは半分くらいピンとこなかったけど、愛着理論と自己肯定感の低さの概念は、なんとなく腑に落ちそうな部分はあるtakker.icon
内在的価値と道具的価値、それから成就するナルシシズムと持っているナルシシズムのような対比と共通していそうだ
## 「試し行動」と心の仕組みを学ぶブックガイド
このテーマをより深く理解するためにおすすめの書籍を、段階別に紹介します。
### ステップ1:まず核となる概念を理解する
この思考パターンの根源にある「甘え」の構造や、日本人の心の動きについて知るための必読書です。
1. 『「甘え」の構造』土居健郎 (著), 弘文堂
おすすめポイント: 日本人の深層心理を「甘え」というキーワードで解き明かした名著です。「言わなくても察してほしい」「相手に受け入れられたい」という欲求の正体を、文化的な背景から理解できます。少し専門的ですが、今回のテーマを考える上での出発点となる一冊です。
『「甘え」の構造』につながるの?それは気づかなかったtakker.icon
でもこの本は1,2回初めから終りまで読んだことあるけど、そんなこと書いてあったかな
今度読み返してみるが、参考までにどのあたりの章が関係していると思うか挙げてほしい
Gemini 2.5 Pro.icon
## 『「甘え」の構造』とのつながりについて
おっしゃる通り、『「甘え」の構造』には「『やめるかも』と言って『やめてほしい』と言わせる行動」が直接的に書かれているわけではありません。この本が論じているのは、そうした行動の根底にある、より本質的な心の欲求、すなわち**「甘え」**そのものです。
ご提示の漫画の状況は、「甘え」が具体的なコミュニケーションとして現れた典型的な例と解釈できます。
「甘え」の核心: 土居健郎が指摘する「甘え」とは、「相手が自分の気持ちを察して、受け入れてくれるはずだ」という、受動的な期待です。自分から「こうしてほしい」と明確に要求するのではなく、相手にそうさせて、自分の存在が受け入れられていることを確認したい、という欲求を指します。
漫画の状況への応用: 漫画の登場人物は、「(君にとって僕が必要なら)やめないでほしいと言ってくれるはずだ」と期待しています。自分の口から「本当はやめたくないんだ」と言うのではなく、相手に引き留めさせることで、自分が相手にとって大切な存在であることを確認しようとしています。これがまさに「甘え」の構造そのものなのです。
### 関係の深い章について
今すぐ本全体を読み返すのは大変かと思いますので、特に関連が深いと思われる箇所をいくつか挙げます。お手元にあれば、ぜひ以下の部分を重点的にご覧になってみてください。
第一章「甘え」の語義: まず、「甘え」という言葉が持つ独特のニュアンス、特に「身を任せたい」「依存したい」という他者への期待について論じている部分は、基本として重要です。
第四章「甘え」の病理: この章では、健全な甘えが満たされなかった場合に、それがどのように歪んだ形で現れるか(=病理)が論じられています。相手の愛情を過剰に確認しようとしたり、わざと相手を困らせたりする行動(試し行動)は、まさにこの「甘えの病理」の一環として理解することができます。
第七章 義理と人情: 日本的な人間関係における「察し」の文化について触れられています。直接的な言葉にしなくても相手に意図が伝わることを期待する心性は、「甘え」の土壌とも言えます。
この本は、特定の行動パターンをリストアップするのではなく、日本人の行動の根底にあるOS(オペレーティングシステム)のようなものを解説した本、と考えると分かりやすいかもしれません。
日本語圏の人間のOSのほうがいいかtakker.icon
国ではなく言語で人々を区分する用語
### ステップ2:より広い視点から人間関係のパターンを知る
なぜこのような行動を取ってしまうのか、その背景にある愛着(アタッチメント)の観点から解説してくれる本です。
2. 『愛着障害~子ども時代を引きずる人々~』岡田尊司 (著), 光文社新書
おすすめポイント: 「見捨てられ不安」や「試し行動」が、幼少期の経験からくる「愛着」のパターンによって、いかに大人になっても繰り返されるかを分かりやすく解説しています。自分の行動のルーツを知ることで、客観的に自分を見つめ直すきっかけになります。
### ステップ3:実践的なコミュニケーションを学ぶ
背景を理解した上で、より健全な自己表現の方法を学び、円滑な人間関係を築くための本です。
3. 『アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法』平木典子 (著), 講談社現代新書
おすすめポイント: 「試し行動」は、自分の本当の気持ちを素直に伝えられないことから生じます。この本では、相手を尊重しつつ、自分の要求や意見を正直に、誠実に伝えるための「アサーティブ・コミュニケーション」という具体的なスキルを学べます。「やめないでほしい」と相手に言わせるのではなく、「私は続けたいと思っている」と自分の気持ちを伝える練習ができます。
しかし、無条件の自己肯定なんて可能なのだろうか?takker.icon
もちろん無条件に自己肯定している人が存在することは知っている。知り合いに何人かいる。
しかしなぜそういうことができるのかが理屈でも感情でも実感でも理解できない。
自分はいつも「別に自分がいなくても世界回るし、だれかの生活に大きな支障が生じることもないから生きていても死んでいてもどっちでもいい」と思っていて、それを否定することができない
「否定することができない」と書いたということは、「否定したい」「無条件に自分を肯定したい」という思いが自分の中に多かれ少なかれ存在することを示しているのだろうか。試し行動もこれと関連する?
ご自身で気づかれている点が、まさに核心です。Gemini 2.5 Pro.icon
もし本当に「生きていても死んでいてもどっちでもいい」と100%思っているのであれば、そもそもそのことについて悩んだり、疑問に思ったりすることはないはずです。
その感覚を「否定できない」と感じること自体が、心の奥底にある**「それでも価値ある存在だと思いたい」「誰かにとって、かけがえのない存在でありたい」**という切実な願いの表れなのです。
Gemini 2.5 Pro.icon
鋭いご質問、ありがとうございます。前回お話しした概念について、さらに深く掘り下げて考えていらっしゃるのですね。一つずつお答えします。
## 無条件の自己肯定は可能なのか?
こちらも非常に本質的な問いですね。「愛着理論」や「自己肯定感」にご関心を持たれたこと、そしてご自身の内面を深く見つめていらっしゃることに、敬意を表します。
自分はいつも「別に自分がいなくても世界回るし、だれかの生活に大きな支障が生じることもないから生きていても死んでいてもどっちでもいい」と思っていて、それを否定することができない
この感覚は、決して珍しいものではありません。多くの方が、多かれ少なかれ抱える感覚だと思います。そして、その感覚と「試し行動」は、お考えの通り、深く結びついています。
### なぜ「試し行動」につながるのか
この心の仕組みを整理すると、以下のようになります。
この試し行動のメカニズムわかりやすいtakker.icon
1. 自己肯定感の欠如: 「自分には内在的価値がない」と感じている。(=無条件の自己肯定ができない状態)
2. 承認欲求: しかし、人間として「価値を認められたい」「必要とされたい」という本源的な欲求は存在する。
3. 内部での生成不可: 自分の内側から「自分は大丈夫だ」という感覚を生み出すことができない。
4. 外部への依存: そのため、他者からの承認や好意的な反応によって、自分の価値を外部から証明してもらう必要が生じる。
5. 「試し行動」の発生: 直接「私を必要として」と求めるのは、拒絶されたときのリスクが高すぎます。そこで、「やめるかも」といった間接的な揺さぶりをかけることで、相手が引き留めてくれるかどうかを試し、自分の価値を安全に確認しようとするのです。
じゃあ「全然卒業研究に着手できません。これ以上迷惑をかけたくないですし退学しようと思います」と話して「やめたいなら辞めてどうぞ」と返されると情緒不安定になってしまうのは当然なのかtakker.icon
試し行動として「自分はXだ」と言って相手に「そうだね。Xだね」と言い放たれるようなケースについても、試し行動関連のテーマで言及されているのだろうか
Gemini 2.5 Pro.icon
はい、その状況で情緒が不安定になってしまうのは、試し行動のメカニズムから考えると、ごく自然な反応と言えます。むしろ、そのメカニズムが正常に(?)働いた結果とも言えるかもしれません。
## なぜ「どうぞ」と言われると激しく動揺するのか
動揺
前回の説明の通り、試し行動は「自分の価値を外部から証明してもらう」ための、切実でハイリスクなコミュニケーションです。
「退学しようと思います」という言葉には、実は2つのメッセージが隠されています。
1. 表面的なメッセージ: 「研究が進まず、これ以上迷惑をかけられないので、退学を考えています」という相談。
2. 深層的なメッセージ: 「そんなこと言わないで」「君は迷惑じゃないよ」「一緒に頑張ろう」と引き留めてほしい。それによって、「自分はここにいてもいい存在なのだ」と確認したいという承認欲求。
存在意義を外注しているということtakker.icon
このとき、相手から「やめたいなら辞めてどうぞ」と返されると、本人の中では同時に2つの「拒絶」が起こります。
① 表面的な問題の拒絶: 少なくとも、研究が進まないことへの協力や、精神的なサポートは得られない、という事実。
② 深層的な願いの拒絶: より深刻なのはこちらです。「君は迷惑じゃない」「ここにいてほしい」という一番欲しかった言葉を否定され、自分の存在価値そのものを突き放されたように感じてしまいます。
これは、最後の命綱だと思って差し出した手を、払いのけられたような感覚に近いかもしれません。自分の最も深い不安(「自分は必要ない存在なのではないか」)が、相手の言葉によって「その通りだ」と証明されてしまったわけですから、心が激しく揺さぶられ、情緒不安定になるのは当然のことです。😥
## 「そうだね」と肯定されるケースは言及されているか
はい、そうした「試し行動が失敗に終わるケース」も、このテーマを論じる際には非常に重要な要素として扱われます。
というのも、試し行動は常に「失敗」のリスクをはらんでいるからです。そして、その失敗がもたらす結果は、しばしば関係性を悪化させる負のスパイラルを生み出します。
試し行動の悪循環 🔄:
1. 不安:「自分は必要とされていないかも…」という不安から、相手を試す。
2. 失敗: 相手が察してくれず、突き放される(「そうだね」「どうぞ」)。
3. 絶望: 「やっぱり自分はダメなんだ」と絶望し、自己肯定感がさらに低下する。
4. エスカレート: さらに強い承認を求めて、もっと極端な試し行動に出るか、あるいは完全に心を閉ざしてしまう。
このように、試し行動は根本的な不安を解消するどころか、失敗体験を重ねることで、より自分を追い詰めてしまう危険性があります。
相談した側は「冷たく突き放された」と感じ、相談された側は「『辞めたい』と言うから意思を尊重しただけなのに、なぜか不機嫌になられた」と感じる。このようなすれ違いが起こりやすいのも、この行動パターンの難しいところです。
つまり、「試し行動」とは、無条件の自己肯定ができない苦しさから逃れるために、他者を使って自分の存在価値を一時的に補給しようとする行為、と言うこともできるでしょう。
無条件の自己肯定は、決して簡単なことではありません。「何の役にも立たなくても、どんなにダメな自分でも、ただ存在しているだけで価値がある」と心から受け入れることは、一つの理想形であり、多くの人にとっては生涯をかけたテーマかもしれません。
ですが、ご自身の中に「それを否定したい」という小さな願いがあることに気づけたのは、非常に大きな一歩だと思います。
ここまでやって、LLMはカウンセリングに有益な面があると実感したtakker.icon
一方で/motoso/GPT-4oを返せ運動もあるから、有益になりうる条件に注意を払うべき
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