SoM2-2022S-14
目標
14.斜面安定  円弧すべり面を仮定した斜面安定の計算法を説明できるようになる。
➡レポート課題3:支持力・斜面安定
内容
全部終わってしまったので、自習になった
講義ノートどうやって提出するねんtakker.icon
適当になんか書くか。
極限支持力の話
SoM2-2022S-11で少し予習したやつ
地盤の破壊パターン
全体破壊と局所破壊のグラデーションとなる
全体破壊の導出
モデル
A1. 載荷領域の下が、逆三角形状に主働土圧状態になると想定する
A2. 載荷領域の外側は、主働土圧領域に押しつぶされるようにして受働土圧状態となる
A3. 主働土圧状態と受働土圧状態の境界は、地表面に垂直だと仮定する
導出
境界での力の釣合から求める
授業内容は局所破壊からっぽい
2塑性域による局所破壊での支持力式
3塑性域による全体破壊での支持力式
Terzaghiの支持力式
塑性過渡領域にかかる土要素の自重を考慮する
厳密には解けないので、あくまで近似解の一つとなる
仮定と導出方針
式形は3塑性域による全体破壊での支持力式と同じ物を使う
$ \frac QB=\frac12\gamma_tBN_\gamma+cN_c+q_sN_q
このような線形結合式を用いることの妥当性は『支持力入門 (入門シリーズ16)』に詳述されている
$ \gamma_t=0,\phi\neq0,c\neq0,q_s\neq0と仮定して$ N_c,N_qを求める
$ \gamma_t\neq0,\phi\neq0,c=0,q_s=0と仮定して$ N_\gammaを求める
砂質土とみなす?
仮定変えてるけどいいのかこれ……
計算できないからしょうがない
このあたりのモデル設計の考え方や、Terzaghi以外のモデルについては『支持力入門 (入門シリーズ16)』や『土質力学 (講義と演習)』を参照
導出は略
『土質力学 (講義と演習)』にそれっぽいものが載っていたが、詳しくは見ていない
結果
底面が滑らかな場合Terzaghiの支持力係数
$ N_q=\frac{1}{1-\sin\phi}e^{\left(\frac32\pi-\phi\right)\tan\phi}
$ N_c=\frac{N_q-1}{\tan\phi}
$ N_\gamma\simeq(N_q-1)\tan(1.4\phi)
底面が粗な場合のTerzaghiの支持力係数
$ N_q=K_pe^{\pi\tan\phi}
$ N_c=\frac{N_q-1}{\tan\phi}
$ N_\gamma\simeq2(N_q+1)\tan\phi
杭基礎の支持力には適用できない
代わりにMeyerhofの支持力式、またはそれを改良した建築鋼杭基礎設計基準の支持力式を使う
https://sites.google.com/view/senmitsu/地盤系/7-3-深い基礎の支持力
✅@2022-12-22T13:10D90 SoM2-2022S-14
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