3塑性域による全体破壊での支持力式
from SoM2-2022S-14
主働土圧領域と受働土圧領域に加え、塑性過渡領域を導入し、主応力方向が連続的に変化するモデルで解いた支持力式
$ \frac QB=\frac12\gamma_tBN_\gamma+cN_c+q_sN_q(11.20)
ここで
$ \begin{rcases}& N_\gamma=\frac{1}{8} \cos \phi\left(1+K_p\right) \sqrt{K_p} e^{\frac32\pi \tan \phi}-\frac{1}{4} \sqrt{K_p} \\& N_c=\cos \phi\left(\cot \phi+\sqrt{K_p}\right) \sqrt{K_p} e^{\pi \tan \phi}-\cot \phi \\& N_q=\frac{1}{2} \cos \phi\left(1+K_p\right) \sqrt{K_p} e^{\pi \tan \phi}, K_p=\frac{1+\sin\phi}{1-\sin\phi}\end{rcases}(11.21)
背景
2塑性域による全体破壊での支持力式は、主働土圧領域と受働土圧領域との境界で主応力方向が急激に変化してしまう
主応力方向が連続的に変化するよう、塑性過渡領域を導入する
https://kakeru.app/8ede4bc33d41d6ea850d55d2bbe06268 https://i.kakeru.app/8ede4bc33d41d6ea850d55d2bbe06268.svg
オレンジ線をすべり線とする
すべり面上では、表面力vectorが法線からつねに$ \phiだけ傾いている
破壊規準を満たすので、内部摩擦角分だけ傾いている
すべり面に働く力の向きは内部摩擦角に等しい
理解できていないので、どこかできちんと証明しておきたいtakker.icon
こっちにまとめ直す余裕がないので、↓をPDFにして添付する
/takker-books/11.1.3 塑性過渡領域を考慮した支持力
#2023-06-14 14:05:19
#2023-01-09 18:33:33
#2023-01-08 19:19:52