ECE-2022S
table:basic information
Title コンクリート工学実験 (1組)
Title (en) Experiments on Concrete Engineering
Schedule 2022年度後期 火曜3限、火曜4限
Course credits 1
Course code 9976220
Descriptions
本授業では、班で協力しながら、
コンクリート工学で習得した基礎知識(コンクリートの配合設計、コンクリートの製造)を、実験および動画を通して理解を深める
コンクリート工学の理論に基づいた思考のプロセスをわかりやすく説明し議論する。
レポート作成、プレゼンテーション、ディスカッションを通じて
Objectives
設計で定められたコンクリートの特性値を実現するためには、材料やRCの挙動などの基礎知識を踏まえた上で、適切な材料を選定し、配合設計する必要がある。
そこで、実験やデータ分析等からこれらの知識を学ぶとともに、相手にわかりやすく伝え、建設的な議論ができる力の基礎を習得することを目的とする。
また、設計では倫理観も重要であることから、これに関する技術者倫理についても考える。
Outcomes
目標 (F)
配合とスランプ、空気量、強度、物質の透過に対する抵抗性、CO2排出量、コストの関係etc.から
2. 骨材の補正による配合修正ができる
3. コンクリート製造および一連の試験について計画し実行することができる。
4. 自分自身またはチームで協力して実験の結果を整理し、考察することができる。
5. 与えられた情報に対する分析・考察を論理的に構築することができる。
目標 (G)
1. 文章をわかりやすく構成し、論理的に記述することができる。
2. 自らの考えを他者にわかりやすく説明できる。
3. 他者からの質問に、適切に答えることができる。
※土木工学科が定める学習・教育目標との関連
上記【到達目標】は、下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている。
主として関連する学習・教育目標:
目標 (F) 自分自身で、またはチームで協力しながら、土木工学に関する課題を見出し、与条件の下でそれを解決するための計画を立て、試行・検討・実行できるようになる。
目標 (G) 分かりやすく論理的に記述する力、プレゼンテーション力、建設的な議論ができる力を身につける。
他の関連する学習・教育目標:
目標 (B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料、地盤、水理、環境・情報、計画)の基礎知識を習得するとともに、応用できるようになる。
目標 (D) 土木技術が自然・社会に及ぼす影響・効果を理解し、その社会的役割と責任を認識し、技術者倫理に基づいて判断できるようになる。
Course notes prerequisites
教科書、テキストは必ず持参すること。
正当な理由のある欠席の判断については、学科のルールに従う。学科の掲示板を参照すること。
実験器材等の関係上、全ての学生が同時に同じ実験をすることはできない。そのため、授業内容の実施順は班によって異なる。
Preparation and review
準備学習:
各回の授業内容について教材、教科書の内容について確認しておくこと
授業によっては、小テストを行う場合があり、適切に答えられるように準備学習をすること
復習:
授業内容を復習し、小テスト、レポートおよびプレゼンテーション資料作成に取り組むこと
質問機会も積極的に活用すること
Evaluation
課題毎のレポートと小テストおよび個人考察のプレゼンテーションの合計点で評価する。成績評価の割合は次の通り。
レポート60%
小テスト20%
個人考察プレゼンテーション20%
レポート点は、提出期限より遅れて提出した場合、次の通り減点する。
提出期限より1週間以内:素点の6割をレポート点とする。
提出期限より1週間以上:その回のレポート点をゼロ点とする。
実験項目の際に正当な理由なく欠席した場合は、該当授業の成績は評価しない。
また正当な理由のある欠席の場合は、必要に応じて補講を実施し、通常とは異なるレポートを課す等の対応をする予定であるが、詳細については、欠席の証明書を提出する際に教員から指示する。
その他の詳細については、1回目の授業で説明する。
フィードバックの方法
座学は、授業マテリアルを視聴し、レポートを作成する内容を1回、レポートについて口頭で説明をし、スタッフとディスカッションをする内容を1回として、 フィードバックを行う。
実験、ディスカッション、個人プレゼンは、授業内でスタッフとディスカッションを行い、フィードバックを行う。
Materials
LETUSにアップロードするテキスト。
Plan