ATB-2023S
table:basic information
Title 交通システムの行動分析
Title (en) Analysis of Travel Behavior
Schedule 2023年度後期 水曜1限
Course credits 2
Course code 9976712
K701
Descriptions
交通に関する社会基盤施設(インフラストラクチャー)である、道路 鉄道 空港 港湾の計画立案に必要な交通需要予測の手法について、人の行動という側面から学ぶ、講義型の授業である。 Objectives
本授業の目的は、交通施設の建設 管理 運営を計画する方法について理解することである。 特に、交通需要予測や交通プロジェクト評価に必要な技法を、電卓や表計算ソフトを用いて習得する。
それに加えて、交通政策や整備制度などに関する知識も学ぶことによって、将来の交通のあり方を論じることができるようになることである。
行動分析を数理的にアプローチする
Outcomes
交通行動分析の基礎となる統計手法について、その概要が説明でき、計算できる。 これをめちゃくちゃ詳しく教える
四段階推定法の各段階で用いられる各種交通量推計の概略計算ができる。
実際に採択されている評価手法を
交通プロジェクトに関連する様々な社会的問題について説明できる。
Course notes prerequisites
また、一部の講義内容については外部講師を招いて実施する。
そのため、講義スケジュールに変更が生じる場合があるが、その際には事前にアナウンスをする。
Preparation and review
講義時に示す場合とLETUSで示す場合があるので、双方の指示に従ってください。
事前学習:講義コンテンツを事前に視聴。
また次回までの宿題として講義中に課題が示された場合は、それをやってくること。
復習:授業外実習として講義で示した例題や演習問題に取り組む。
Evaluation
期末試験(講義内容の理解度を確認するもの。 選択問題 計算問題 記述問題)60%
小テスト レポート(交通需要予測モデルの計算法など)20% x2
プロジェクト評価の計算練習など
【フィードバックの方法】小テスト レポートに関する解説を実施する。
Plan
1. 交通システム計画序論
交通の定義、様々な交通問題、交通システムや交通機関の要素を理解する。
2. 交通調査の方法
交通調査の種類と技法、サンプリング方法を理解する。
3. 交通行動分析における基礎解析手法
基礎となる統計解析手法(検定分析、回帰分析等)と最適化手法(グラフ理論、経路探索)の計算方法を理解する。
4. - 7. 交通需要予測モデルの実際
交通手段分析について理解する。
新たな方法論について最新の動向を理解する。
9. - 11. 交通プロジェクトの評価
12. 最新のプロジェクト評価
新たな方法論や実践例について最新の動向を理解する
13. 交通をめぐる社会科学的課題
交通問題を社会科学的側面から考えることの必要性を理解する。
14. 社会的ジレンマの解消
15. 到達目標の達成度の確認
到達目標の達成度を確認し、自身の現状を把握する。
Experience
コンサルタントでの交通需要予測等の実務経験を活かし、交通行動分析に関する講義を行う。