新聞のフォーマットは「縦書き」
新聞のフォーマットは「縦書き」
taizooo
追記:新聞のフォーマットは「縦書き」でした。これが英語をカタカナに置き換える理由になってそう
新聞のレイアウトは、あらかじめ、ある程度のフォーマットが決まっています。
1951年に、1ページ15段というスタイルが始まりました。これを段組と言います。当時は、1段の1行あたりの文字数は15文字で、現在よりも小さな字で組まれていました。
1ページ15段、1行15文字
しかし、近年では、新聞を購読する高齢者対策で、文字を大きくする必然性が生じてきました。それに対して、新聞は1ページ15段という段組は変えず、1行あたりの文字数を減らして対応してきました。
新聞社によって異なりますが、現在の1行あたりの文字数は10~13文字で、最も多いのは11文字です。これを基本字詰と呼びます。
現在は1行10~13文字
私が、デザインの視点から、新聞に興味を持ったのは、雑誌『デザインの現場』1997年6月号(vol.14 no.89)の特集「文字とレイアウト」で、取り上げられていたからです。
雑誌『デザインの現場』1997年6月号 特集「文字とレイアウト」
「デザインの現場」1997年6月号と8月号の特集をまとめて改装し一冊にしたもの
この中に、「タブーを常道に変えた毎日新聞の紙面レイアウト」という記事があります。
タブーを常道に変えた毎日新聞の紙面レイアウト
そこでは、従来の新聞のレイアウトとは違った、新しい試みが、いくつも紹介されていました。
それを読んで、デザインという視点から、新聞をとらえることを学びました。